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走り納め2016

昨日で仕事納めの方々が多いようだが、私は寒空の下バイクを洗車して走り納めをしてきた。
走り納めと言うほどは走ってないのだが…

久しぶりのカワサキのバーチカルツインを、走り出して感じる。
これほど鼓動感が大きかったのか、そしてこんなに魅力的なオートバイが私の愛車なんて…と再び恋に落ちた。

自宅には洗車するスペースが無いため、ガソリンスタンドの場所をお借りする。
ここはバケツとブラシ、拭き上げタオルを貸してくれる。
学生時代、250ccに乗っていた頃から世話になっている場所だ。
給油と空気圧チェックもしておいた。

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帰り際、買い物のため洋菓子店へ。
年末年始に備えてか客が多い。



この間駐車しているバイクのカバーをあけたときに、不穏な空気が漂っていた。
なんとよく見ると猫に乗られた形跡の数々。。
シートやタンクに泥の足跡が付いているわ、サイドカバーやフロントフェンダーに大量の毛が散らばり、挙句の果てにはシートに何か吐き出した痕跡。
野良猫が周辺を歩いているのは知っていたし、バイクカバーに臭いオシッコを掛けられていた経験はあるが、このように弄ばれたのは初めてで、誰に断って愛車で寛いでいるのかと赦しがたい屈辱を覚えた。

そのあと野良猫を見つけたので血眼でひっ捕らえて吊し首の市内引きずり走行の刑に処しておいた。(冗談ですよ)


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インターネットで調べると、同じ経験をされた方も多いそう。
100円ショップで販売されているトゲマットの設置が効果的とあったので購入。
シートの上に置く。
ついでに、売られていた猫の忌避する芳香剤(60日間持続)をマット下に設置。
さらに、バイクカバーは大きいサイズを使用しているので隙間が多く、言うなれば猫のテント状態だった。
カバーをかけたあとにゴムの追加や車体に巻くベルトをキツくする事で隙間をなくす。


果たして彼(W650)は野良猫に邪魔されず、無事に越冬できるだろうか。


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by aroundjapan | 2016-12-29 11:10 | | Comments(2)  

関西旅行 DAY1.失敗編


165日に及ぶ旅の前半と後半は無論西日本を通過したわけだが、西日本全般は今後も容易に訪れることができるという理由で表層をなぞったに過ぎなかった。

そこで旅中親交を深めたYちゃんの住む大阪をゴールに、広島や岡山にも立ち寄る一週間以内のツーリングを計画した。
しかし11月も半ばを過ぎると九州もさすがに寒くなってきたのと、自分のスケジュールも空白ばかりでは無いのでバイク(もしくは車)で自走で行くのは諦める事にした。

そうして、LCCの就航している、都心から15分ほどの位置にある日本一使える福岡空港から発つ事にする。(結局行く)

大阪に本拠地を構えるピーチ航空なら、片道平均5000円前後で行くことが出来る。
海外には安いチケットを販売する航空会社はいくつかあるわけだが、国内も安価で飛ぶことが出来るのはありがたい。

ちなみに私の購入した福岡空港と関西国際空港の往復チケットの料金は、平日昼で往路が5690円、復路は3890円となっている(空港使用料・手数料は除く)

そしてあっという間に当日になった。
福岡空港では、ピーチ航空とはいえ受付は主力の航空会社からさほど離れた場所ではないのでありがたい。

チェックインの手続きを取ると、コンビニのレシートより柔らかい感熱紙が出てきた。
これで認識できるのかと少し不安にさせる仕様。
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OOKINI!!

↑余談:最近までオオキニの意味を知らなかった。。


私はほぼ出張のない仕事をしていたので、平日の空港には数えるほどしか来たことがない。(学生時代を除く)
保安検査を通過するとまず、学生服姿で体操座りをしている集団が目に入った。
平日昼前の福岡空港は修学旅行生と外国人でいっぱいだ。
主婦らしき人などのため、太宰府天満宮よりは日本人が多い。
昼を過ぎるとビジネスマンも増えてきた。

福岡土産をと思い、売店を物色する。
とっとーと。というここ10年で登場した地元銘菓は如水庵が作っているということを知らなかった。

第二ターミナルの搭乗口に一蘭が12月8日に開店するらしい。
こちらのターミナルは比較的新しい様子で、飲食店などがない。
数日間福岡を離れる、その前に豚骨スープを味わっておくことが出来るのは嬉しいかもしれない。

昼食を食べておこうと、再び売店に入る。
全国各地に空の上で機内食を提供する福岡の地場企業ロイヤルのサンドイッチを選ぶ。
ロイヤルホストやてんやを保有する親会社だ。

飲み物は安定のいろはすとする。
ここ九州北部で販売されているいろはすの採水地は鳥取県大山か宮崎県えびの高原だが、今回は前者だった。

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付属のお手拭きは昔懐かしいパッケージだった。
宮崎空港のそれは更にレトロで持ち帰りたいぐらいだったのを思い出す。
同じロイヤルのハムカツサンド?より重量感のあるSORAサンド(ハム・チーズ・トマト・たまご)を選択。

その他久留米などのご当地食品が販売されていたので、空港の売店は案外楽しいところかもしれない。

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ハム・チーズは具材も満たされている
チーズはチェダーと思われ、味も濃い。
トマト・たまごは正確にはトマト・レタス・たまごという感じで、キュウリも入っていて具材は豪華。

これだけでちょっとしたカフェのサンドみたいだ。パンは白と黒が入っているが、黒い方も白とほとんど味が変わらない。
強いて言えば少し甘いかもしれない。

パン自体も耳がついていてしっかりしているので、食べ終わりを除いて具材がぼろぼろ落ちてくることはない。
後味が辛子強め。でもさっぱりして良いかもしれない。
唇が一部ヒリヒリする感覚もしたので辛子の苦手な人はやめておいた方がいい。

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それと新しいターミナルなのでUSB電源もいくつかあった。
もし泊まれるのだとしたら寝袋持参で泊まってみたい。
※空港泊が好きな知り合いによると、福岡空港は夜間施錠されて泊まれないそう。(いろんな趣味の人が居るね)

肝心の搭乗はというと、遅れに遅れ30分。
結局機器トラブルのため欠航となってしまった。
不安要素を抱えたまま飛ばれるよりは全然いいが。


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チェックインカウンターには、便の振り替えや払い戻しを求める乗客で長蛇の列。
家から空港への交通費とか、旅程に響いて発生したトラブルの補償などは負担していないのがLCC。

・・そういったことは十分理解して利用するものなのに、おそらくビジネスで利用していた会社員と思われる男性が係りの女性にケチをつけていた。
傍から見ていてみっともない。
というか、ビジネス利用ならば補償のついた航空会社を選ぶべきだと思う。


さて、私はと言うと払い戻しの手続きを終えて5年ぶりに夜行バスに乗ることにする。


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by aroundjapan | 2016-12-26 18:00 | 二輪以外の旅行 | Comments(0)  

九州編 福岡案内

ふぁんすぃーが長崎から先へ旅立った後は、青森ねぶた祭りで一緒だった関西のKさんと四国のTさんが沖縄で旅を折り返して福岡へやってきた。

二人は早朝から佐賀バルーンフェスタを見に行っていたと言うので、糸島市の海沿いで待ち合わせて東に向かうこととしよう。
最近はインターネットや携帯電話を介してご当地でしか知りえない情報を交換できるので、なんて簡単なんだろうと思う。
グーグルマップの位置情報を送信して、”ここへ行く”をタップすればナビしてくれるのだ。

ナビもない、長野県の国道で停車しては買ったばかりのツーリングマップを広げ、確認していたあの頃が懐かしい。
太陽の位置を頼りに、風向きを頼りに、川の流れを頼りに。
今自分がどこに向かっているのか感じながら進む乗り物だった。
現在の私達にはどこに向かっているか判らなくても目的地に到着してしまう。

そこにやりがいがないと言えばない。



晴天なので、私も約一週間振りに乗って案内することに。

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午前中の糸島は海沿いの飲食店やカフェもまだ開いていない店舗が多く、二人が来るまでベンチに座って日光浴していた。
砂浜で犬の散歩をする夫婦。
ドライブの車がたまに通るぐらい。
バイクはほとんど見ない。

波の音だけを聞いて、太陽をまぶしがって、ひとりでじっとしている時間は何にも換えがたく至福だった。




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そしてマフラー音と共に現れた二人。
私の行こうとしていたカフェが定休日以外の休みを取っていたため、急遽向かいのカフェへ。
ロンドンバスが停車してあるので二階へ上がり、「ここ寝れますね」トークに花が咲く。
しかし窓が開かないようでちょっと暑い。

外のベンチにて談話する。
こういうときの会話って言うのは、何を話したかあまり覚えない。

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続いて博多埠頭のタワーへ。
無料で上れるので最近はお隣の国の観光客だらけ・・。
意外と眺めがいいが、Kさんは高所恐怖症らしく窓から一定の距離を保って歩く。笑


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ふぁんすぃーの嵌ったクレーントラップ(操縦してみよう、と書いてあるのに勝手に映像が進む画面)にTさんを乗車させる。
まんまと引っかかるのであった。

カフェで軽く食べたせいか、そのあと変な時間に空腹になり長浜ラーメンを食べる。

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そして陸繋島の志賀島へ。
埋立地の人工島から伸びる橋を渡ると、海水面に夕日が接近してくる。

眼前に広がる映画のワンシーンのような景色に、飛び込んでいくこの瞬間が最高に気持ち良い。

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島の頂点にある展望台から地形を眺めると、PM2.5か黄砂のせいで水平線はぼやけてしまい、やけに幻想的な光景が広がるのだった。



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降りてきた先にある砂浜にて太陽の沈むのを見届け、東を目指す二人を見送った。







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by aroundjapan | 2016-12-24 16:28 | 2016 日本一周 | Comments(0)  

走行軌跡まとめ

2016年も終わる。

ビックカメラが毎年暮れに配布している日本地図、もといカレンダーにこれまでの二輪走行の軌跡を辿ってみた。
ざっと感想交えて振り返ってみました。

中型自動二輪の免許を取ったのは二十歳の頃。
今回の日本一周だけが私にとってのツーリングではないからね。

今回の日本一周に限って言えば、所要日数165日間、24067km、費用60万3048円。
おそらく半分ぐらい人の家に泊めていただいたおかげで費用を抑えられた。
一日あたり3655円。
走行した日で割ると200キロ超。


地図の軌跡はすべて二輪関連、観光の家族旅行とか除く。

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線が細いので見えにくいが、昔と比べると携帯電話やデジカメで撮影した写真も細部まで確認できるようになっている。
凡例は実線が走行軌跡、破線が高速道路利用もしくはフェリー利用。

技術の進歩は私がパソコンを扱い始めて大人になるのと同じぐらいに早かった。



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まずは北海道。
2012年の8月に単独初上陸。
4日間走ったが、憧れのオロロンラインまで到達できず。
新日本海フェリーにて小樽港着、富良野や名寄、知床峠、池田町を満喫した。

北海道とはいえこのときはあまり女性ライダーを見なかった気がするが、2016年の日本一周では至るところで単独女性ライダーを見かけた。時代の流れを感じる。

また、2016年8月は悪天候であまり楽しかった印象が無い。
月並みだが観光では函館、走りではニセコパノラマライン、景色含めてはオロロンライン北太平洋シーサイドラインが良かった。
青森ねぶたで仲間が出来て、台風の中知床アタックしたのが忘れられない。

やはり初めてのときのほうが印象に残っている。
留萌のあたりに行けていないので、いつか車でいいから行ってみたい。
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東北。
全体的に2016年6月~7月に初上陸。
あちらの人が九州を分からないのと同様に、最初は県境がどの辺かも知らなかった。

これまで東北はただ一度、福島の猪苗代湖あたりは先輩方に連れて行ってもらったことがあった。
日本海側のR101や岩手の海岸線R45を走れたことが印象に残っている。

津軽岩木スカイラインは二度近くまで行ったが、晴天は臨めず諦めたのでいつか走りたい。

旅中唯一、鳥海山で生まれて初めての雪渓登山をしたのが懐かしい。
どれもなかなか出来ない体験をさせてもらった。


青森は想像以上に観光資源が多く、滞在期間も長かったため、人に勧めたい場所No.1である。
あんなに地域の多様性があって正直うらやましい。
津軽の辺りは北海道より、よほど最果て感があって身震いした。
行ったことの無い人は人生損をしていると思う。


三陸海岸では東日本大震災の爪あとに触れることができた。
まだ二輪の通行できない福島の浜通りを、先輩の計らいで見ることが出来たのは一生の財産になった。

今回日本一周を掲げて走り始めたのは、まだ見ぬ東北を知りたいと言う欲求の元にあったが満たされた。

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関東・甲信越。
未だに関東・甲信越の分類が良く分からない。
東京に住んでいた時期に高速利用でいろいろな場所へ足を伸ばした。
新潟から北海道へ渡ったのもこの時期。

佐渡は走って楽しかった場所No.1だ。

今乗っているW650を購入して一ヶ月で、初めて走りたいと思って行ったのが長野のビーナスライン
バイク乗りには言わずと知れた名道だが、何度も訪れたため馴染み深い道になってしまった。
九州が好きで戻っては来たが、未だに長野の霧が峰・諏訪・八ヶ岳あたりには無性に走りに行きたくなる。

同様に榛名湖も好きなツーリングコースなので二度訪ねられたことは嬉しい。

今回初めて通った志賀草津道路R292は阿蘇とビーナスラインと磐梯吾妻スカイラインを合体させたような欲張りな道路だった。
久しぶりに千葉を思う存分走りたかったが、行きも帰りも天気が最悪だったのが悔やまれる。
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北陸中部。
この辺りも日本一周の機会でないと、なかなか走ることが出来ないだろう。
北陸三県は観光ではちょくちょく行っていたが、千里浜輪島朝市は外せなかった。
能登半島を晴天の日に走り回れたのは最高の思い出だ。

岐阜は2年前に一度移動で走ったのに加えて、旅中もなぜか往路と復路で走ったのでやたらと移動に使った印象がある。
なぜこんなに必死で走っているんだろうと思ったのも岐阜だった。
愛知は言わずもがな、静岡は車で山奥のほうまで訪ねたので、すぐにまた行きたいとは思わないなぁ。

地図では見切れているが、福井は道が至る所の危険(急勾配・急カーブの連続)で走りにくかった。
記事にはしていないが、急な下り坂のグルーピング舗装で背後から乗用車に煽られ、右急カーブで半ば無理やり追い越され左へ突っ込んで事故りそうになった。
突っ込んだ先がたまたま進行方向に伸びる未舗装路だったので怪我も転倒もしなかったが、二輪はたいてい背後の乗用車には早くから気づいているのだから、身動きが取れる状態になるまで少し待ってやって欲しい。
二輪が自動車の感覚をわかっておくべきなのと同じく、自動車の運転手は二輪ライダーへの配慮もお願いしたい。

福井の道路は三方五湖を走れなかったので、エンゼルラインだけが良かった印象。

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関西地方。
旅の十日目で初上陸の和歌山が衝撃的だった。
予想はしていたがあれほど山深いとは。

今回、四国はパスしたので淡路島を組み込めなかったのが残念だった。
(車では夜景を見に連れて行ってもらったが・・)

京都は往路で福井の小浜に走りに行ったときに知ったが、山が意外にも多かった。
京都市内は何度も見ていたが、観光して知りえることなんてわずかだなと思い知った。
2年前に比叡山スカイラインを走ったので近々記事にしよう。

関西は住職のススメで高野山を拝観して仏教理解を深めたことや、伊賀の銭湯で寝たこと、わざわざ鳥羽に戻ったのに何も見えなかったことが印象深い。

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中国・四国。
中国地方は旅の最初と最後に登場した場所。
広島辺りまでは何度も車で行っていたが、山より海が好きなので序盤のとびしま街道やロケ地めぐりはとても楽しかった。

復路では、昨年四国を走ったときに知り合った米子のSさんにお世話になり、予想以上に鳥取・島根を満喫できた。
最後の数日間では山口県の魅力を再発見した。


四国は2016年の日本一周旅の行程から外したが、学生の頃から3度訪れた。
初めて訪ねたときは右も左も分からず、幼馴染の友人と共に徳島市内に突っ込むと阿波踊りのバカ騒ぎだったり、愛媛の八幡浜から”間違えて”佐田岬に迷い込み、フェリーの時間に間に合うように夕焼け小焼けラインを必死の思いで走ったのはとてもいい思い出だ。

その後2011年の8月と、2015年の5月に走っているのだが、高知をどう走ったのか思い出せず書き込めていない。
泊まりでツーリングをするなら、早起きして走るのが最高に気持ちがいいと教えてくれたのは高知の地芳峠。
これもいつか記事にまとめたい。
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九州。
車によるものを合わせると、ほぼ全ての場所を網羅しているだろう。
二輪ではないが、屋久島や沖縄にも行ったことがある。
「なぜフェリーで沖縄に渡らないのか」と旅中何度か質問されたが、沖縄に何度も行ったことがあるだけに、大型バイクで行くのはばかげている気がしたからだ。
それに今時は飛行機が安く、フェリー代が高すぎる。


宮崎に住んでいた時期は南九州を攻めていた。
と同時に車を所有していたので山間部はわざわざ二輪で行こうと思っていなかった。
大分と宮崎、宮崎と熊本辺りの県境は外灯もない山道ばかりなので二輪で好んで走りたくはない。

学生時代は前述の四国以外はほぼ九州・山口を走っていたので、その頃のことはさすがに大半を忘れてしまったが、やまなみハイウェイや阿蘇は定番のツーリングスポットであることに変わりはない。


<総括>
結論から言うと大型バイクでの日本一周は、女の私でも比較的簡単に終えることが出来た。
国内だからコンビニも道の駅もたくさんあって、携帯電話でいつでも誰とでも連絡が取れる。
その3つが全て無かった30~40年前とは比べものにならない程やさしい。

日本一周旅から帰って2ヶ月経ったが、12月に入ってから本当に寒いし、バイクへの渇望は今のところ全く起こらない。
あれだけ毎日走ったのだから当たり前か。
もう一度やれと言われれば、その先を知っているだけにやりたくない。笑

走行距離に対する感覚は正常に戻り、体重は増え、朝は苦手になってきた。

行きたいところはまだあるので、そのうち出かけます。


※バイク乗りの人生を選んだ瞬間から旅は始まっているわけで、今回の旅を日本一周と括ることに抵抗があるわけだけど、便宜上そうすることにします。




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by aroundjapan | 2016-12-20 19:30 | 2016 日本一周(まとめ) | Comments(4)  

九州編 佐世保バーガー


天主堂の鐘がなり、ローマ法王も宿泊されるという宿での目覚め。


税込2000円で朝食のクロワッサンとコーヒーはサービスという素晴らしい施設。
チェックアウトをしてテーブルに着く。
初めて泊まった日のことを思い返す。

去年の春、日本一周をするという学生時代の友人と長崎まで走った。
理由は無く、休日のたびに、ただ反射的に乗りたくなるのだ。
その友人も私が旅をしている間に結婚してしまい、もう近くには居ない。
これからは今までのように一緒に走り回ることが出来ないのかな・・なんて考えながらコーヒーをすすった。


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漫画を読み漁っていると席に着いてから一時間経とうとしていた。
「ちぃーす。。」
見上げると髪ぼさぼさのふぁんすぃー。
パンを貰えることを伝えたが、どうやらこの男は朝食を食べなくても平気なようだ。


市内の別の宿に宿泊していたケンさんが来ると、早速歩いて出かけることに。


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平和記念公園は徒歩圏内にある。
前述のとおり小学生か、もっと前から何度となく来たことがあるが、今回は朝9時にもかかわらず中国・韓国の観光客でごった返していたので驚いた。
みんな同じパスケースみたいなものをぶら下げているのでわかる。
ピースして陽気に写真撮影しているが、彼らはどんな気持ちでここに訪れたのだろう。

明らかに被写体として我々を無断で撮影している人が居た。
観光客のマナーの悪さに辟易してしまう。

長崎原爆資料館には行ったことが無いので行きたかったが、午後に予定があるのでぼちぼち帰らなければならない。

原爆資料館は小学校の修学旅行のときに行程として選択できたが、当時子供の自分にはまだ早いと思っていた。
はだしのゲンなんかを読んでいただけに、とても実物や写真を見て冷静で居られないと思ったからだ。

大人になって初めて2年前の暮れに広島原爆資料館に行ったが、やはり大人になって行ってよかったと思った。
大学になってできた広島出身の友人と聞けたのでより身近に感じることが出来たし、自分の意思で行ったので、胎内被爆者の男性が原爆ドーム前で有志で話していたのも聞くことが出来た。

小学生の時分に原爆の詳細な話を、冷静に理解することは少し難しいかもしれないと私は思う。
自らを確立したのちに詳しく触れた方がいい事の一つかもしれない。

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左から私のカワサキW650、ふぁんすぃーのホンダシャドウ400、ケンさんのヤマハTT250R
どのメーカーも丸目はかわいらしいね。

私はもうイチ抜けたが、旅人どうし次回会うことは無いかもしれないという心理の中、一時間ほど駄弁って解散。

ふぁんすぃーと私は同じ方向だったので、ケンさんと別れた後インカムで話しながら走行。
長崎特有の、山の斜面にはりつくような家々を見て興奮する彼を見て私も満足した。
青看板に諫早と出てきた辺りで私は左ウインカーを上げる。

信号が青に変わり、自動車の列は動き出した。

私が手を振っているのが見えているかどうか確認できない。
200mほど行った辺りで音声は途絶えた。
ふぁんすぃー、元気でね!


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小雨は土砂降りに変わり、大村の広域農道を駆け抜け、北上すると佐世保バーガーの店を見つけたので腹ごしらえに入店。
ずいぶん身体が冷えていたのできっと唇は紫色をしている。

少し待つと佐世保バーガーと揚げたてのフレンチフライの登場。
コーヒーもついてきた。
昔食べたことのある佐世保バーガーの某有名店より美味しかった。



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店を出るとJTの懐かしい灰皿が置いてあった。
赤錆が鉄板を侵食していくように酸化して、私もだんだん年をとる。




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by aroundjapan | 2016-12-15 16:11 | 2016 池島炭鉱 | Comments(4)  

九州編 長崎市内観光

対岸の港に着いてからもグダグダと喋る私たち。
特にひとり旅のヨシダさんはせっかく仲良くなれた同世代の仲間と離れがたい感じがしていた。
仕方がなくGSに跨り、佐賀方面へ出発したヨシダさんに手を振って見送る。

ふぁんすぃーと私は長崎市内を目指す。
今日は市内観光の日だ。
昨日と同じ国道をずっと辿っていけば市内に入れる。
免許を取って早10年経とうとしている私の頭には、九州の大きな地名は頭に入っているので、郊外を移動するときにナビは要らない。


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今朝はとてつもない快晴で、海も空も真っ青。
インカムでふぁんすぃーが「いいっすねぇ!最高っすねぇ!!」と言う。
カーブを曲がる度、視界に広がる景色に私も歓声を上げながら進むと
あっという間だった。

長崎市内までの数十キロで終わらせるのは実にもったいない天気だが、雨天よりは観光しやすいので堪えよう。
市内で駐輪場を探し、数十分うろうろした末高架下のいい場所があった。
駅まで歩いていける距離で、個々のスペースに余裕があり施錠できるので積載の多い旅バイクを停めやすくてありがたい。

ふぁんすぃーは旅中に知り合った仲間の中でも観光地嫌いで、この旅においては市内観光などもってのほか!という男らしい(?)スタイルを貫いていたのだが、福岡を観光してもらったので長崎も私がリードしつつ見てもらおう。
・・などと思っていると、彼は路面電車の一日乗車券を購入していた。
かわいいじゃないか。笑

私自身は、長崎市は頻繁に訪れている。
毎年2月に市内の中華街を中心に行われるランタンフェスティバルは幼いころから何度となく訪れている。
去年から数えると車やバイク、公共交通機関で4、5回目の訪問となる。
さっそく路面電車は賑橋で降りて、眼鏡橋に到着。
停留所を降りたところで住民の女性に声を掛けられたので、彼を指さし「彼、岐阜から来たんですよ」と言うと目を丸くして驚いていた。
でも彼女は嬉しそうに「眼鏡橋見て行ってね」と言う。
岐阜の人が九州を観光しに来てくれるのは私も嬉しい。

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行く前は冴えない反応だった彼も、眼鏡橋の上に立ち写真を撮ったり、石橋の方に自慢の一眼レフを向けてバシバシ撮影するのだった。


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昼時になったので商店街の脇にある、江戸時代より150余年の伝統を守り続ける吉宗(よっそう)へ。
いまの若い人はあまり食べに来る場所ではないようだが、茶わん蒸し好きらしいふぁんすぃーは喜んでくれた。
これでも小ぶりサイズの茶わん蒸しは、日替わりランチとして提供される。
曜日交代のおかずは豚の角煮だった。
角煮が大好物の私は、ショーウィンドウのサンプルを見てガッツポーズを取った。

二階に通され、座敷席で和食ランチを食べられるのに1000円程度とは、他の地方ではあまりない事と思う。
その為か、周囲には年配の日本人観光客のほか、アジア系外国人の家族などが次々と入れ代わり立ち代わり訪れた。



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満腹になったところで新地中華街へ。
横浜中華街、神戸の南京町に並ぶ日本三大中華街の一つだ。

幼い頃の私は”中華街=長崎のここ”と思っていたので、高校生の頃に横浜中華街を歩いた際は吃驚仰天だった。
横浜のそれはとても規模が大きい。

それに引き換え、長崎のココは”建物の街区4ブロックに囲まれた十字路が中華街”である。
中心から東西南北全方向に歩いても250メートルしかないらしい。

こじんまりとした中華街でも、ランタンの赤に照らされた異国の見慣れない雑貨や爆竹・パンダ、美味しい食べ物、テーブルの上に鎮座する豚の頭・・は幼い私を魅了するのには十分だった。
お蔭様で20年以上経った現在もこうして通っているのだから。

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ふぁんすぃーに麻花巻(マーファール・よりより)という中国のお菓子を食べてもらった。
小麦で出来た乾パンのような食感で噛む程に甘みが増す。
私の母が好きで昔からよりよりと金銭餅は馴染みのお菓子だったのだが、ふぁんすぃーに食べさせてみても大した反応は無かった・・。笑

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500mほど歩いてオランダ坂へ来た。
ここまで路面電車に一回しか乗っていない。

坂よりも先に目に入った南国っぽい樹があるのに反応するふぁんすぃー。

これはビロウかな、と私がつぶやくと、彼は「宮崎っぽい樹を先に見てもうたわー!」と言う。
九州ではそこらじゅうで見るよ。と言い、話していると彼は宮崎で国道220号(通称フェニックスロード)を走りたいんだと言う。
あそこはフェニックスが中央分離帯にたくさん生えてるから追いかけてれば走れるよ。と私が言うと、彼は「フェニックスって樹の種類やったん!!?」と驚く。
ああいう全部一緒に見える木ってフェニックスとかビロウとかソテツとか椰子・・っていっぱい種類があるじゃないか、と言うと
「そうやったんや!!なんかフェニックスって言葉のイメージだけで道路の名前がついとるんかと思った・・!」だって。
賢くなれてよかったね、ふぁんすぃー。

オランダ坂に話を戻すと、ここ東山手の丘の上には日本最初の女学校である活水女学院がある。
長崎では開国後も、出島交易のなごりで外国人をオランダさんと呼んでいたため外国人の通る坂をオランダ坂と言ったそうな。
ちなみに女学院敷地の東山手十二番館建物は自由に見学でき、ミッションスクールの歴史について学ぶことが出来る。
建物はグラバー園内にもあるようなバルコニー付でかわいらしい造りをしていて、結婚式の撮影を行っていた。

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海星学園の隣を通って孔子廟を覗きながら、大浦天主堂へ。
実は小学校の修学旅行が長崎市内の自由散策だったので、そのとき訪れたのが初めてだったが、年々観光客が増えている気がする。
見渡すとほとんどインバウンド旅行者のようだが。

デジカメで天主堂の外観を上手く撮れた。
階段の途中には、キリスト教の弾圧を経たあとの日本で宣教師が隠れキリシタン(といっていいのかな?)を再度発見して喜ばしいという内容の記念碑が立っていた。
こんなものが存在することを知らなかったぞ。

拝観料600円を支払うと冊子が手渡される。全頁カラー印刷で割とコストがかかっていそうな冊子だった。
宗教施設のため内部は撮影禁止。
前回は天草の崎津天主堂を見に行ったが、学生の頃訪れたヨーロッパでは大聖堂を見て回った。
キリスト教徒ではないが、なにか神聖なモチーフを持った建築は美しいと思う。
大浦天主堂はステンドグラスの色が鮮やかだった。

直ぐ隣のグラバー園に行くと言うふぁんすぃーと一旦分かれ、市内に住む友人と娘に会いに行く。


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路面電車の運転席を背後から見つめるのが好きだ。
信号待ちで、保線工事をしている作業員を見つけた運転士は「何時に終わりそう?8時?」と手で合図をして「なんとか間に合うかな・・微妙」という返事に対し「がんばって!」みたいな会話を身振り手振りのジェスチャーでしていて、見ていると和んだ。

急いで路電に乗ったので汗をかいた。


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友人にジェラートをご馳走になる。
ありがとうございます。

友人の娘はまだ「まんま」ぐらいしか言えない令の子だったが、私が「ねえね」第一号だったらしく一生懸命遊んだ甲斐があった。
毎日こうして過ごしている主婦の方々はすごい。
旦那さんは遅くなるそうなので、夕飯まで一緒に頂いて寝かしつけ、次の場所へ急いだ。

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バイクで稲佐山のてっぺんまで駆け上がってきた。
先に来ていたふぁんすぃーと、すでに面識のあった日本一周仲間のケンさんが合流していた。
ふぁんすぃーはついさっきまで興味無さそうだった稲佐山の夜景に感動しきり。
ケンさんは親戚がこちらにいるそうで、何度も来ているようだ。

常に重そうなバッグを背負っているケンさんに理由を尋ねると「修行です」としか言わない。
しかもそのバッグからは旅の思い出の冊子やステッカーが出てくるのだった。
ついこの間やっとウエストポーチを身に付け始めた私には理解しがたい奇行だった。
日本一周している仲間にはそれぞれ拘りがあり、お互いに尊重しあっているつもりなのだが、やはり私も他人から見ればどこか変わっているのだろうか?

稲佐山から下る道がとてつもない傾斜で恐ろしかった。
ここにも住宅地があるが、このあたりで生まれ育っていたらバイクの所有を諦めたかもしれない。

市内の浦上天主堂向かいにある宗教施設に宿泊する。
ここは安いので長崎滞在時の定宿としている。



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by aroundjapan | 2016-12-06 14:46 | 2016 池島炭鉱 | Comments(0)