カテゴリ:2017 バイク旅( 43 )

 

人生初のダムカード

すでに昼が近いが、今日は天気が良くないそうだ。
今朝はF君の運転で、F君のおすすめするモーニングを食べに連れてきてもらった。
そう、中部地方と言えばモーニング文化。

レトロな喫茶店の外観が私の好奇心を駆り立てた。
さてさて、どういったメニューを楽しめるのかな。

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…メニュー多すぎ!
びっくりして目が覚めた。
しかもどれもボリュームの割に安価。


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手書きメニューがかわいらしい。

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せっかくなのでSセットにしてみた。
思った以上のボリュームながら、味も良いし、ペロリといけてしまった。

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昼過ぎに着いたのは岐阜で話題らしいモネの池。
美濃を越え、山間部で突然人だかりが出来ている変わり種スポットだ。
確かに水の透明度は高く、やや曇っている今日の空では神秘性が増していた。

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モネの池は通称で、名もなき池と言うらしい。(もはや名前ではない)
岐阜市の周辺は外国人がまとまって住む町が多いらしく、山間の危険箇所に立入禁止の注意看板が立ててあるが、そう言うところにもポルトガル語などの見た事ないような言語が書かれている。
この看板も例に漏れずだ。

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カメラのフィルターで加工してみたところ、実際の絵画を超えるのではないかと思うような色彩豊かな光景になってしまった。
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F君は仲間内では比類なきダムマニアなので、とうとう連れて行かれてしまった。
私は建設工事に関しては実務に関連するため興味があるけれど、ダムそのものの機構には詳しくないので良い機会と思い少し学んだ。
写真は、実際の建設工事で使用された大型ダンプのタイヤが展示されていたもの。
中にしゃがみこむとこんなに大きく感じる。

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それにしても天気が悪すぎる。
F君と私は霧に向かって叫んだ。
「「真っ白でなんも見えんやんけ!!」」

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施設紹介の看板はわかりやすい。
人生初のダムカードを貰ってしまった。

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帰りはすでに日が沈んで、夕飯の時間。
東海地方でよく見るブロンコビリーにてハンバーグを食べたいと言うと、連れて来てくれた。

ブロンコビリーでは、ハンバーグセットを注文するとサラダバーが食べ放題になるため旅中につき野菜不足を感じていた私はここぞと摂取。

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写真の盛り方を三回繰り返し、ハンバーグとライスを食べると満足した。
そのサマを見たF君はニヤニヤしながら「おう、お嬢やっぱ大食いやな。食え食え〜!」
「野菜だから…!」と反論。

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サラダバーのコーナーと言えば取りこぼしたパスタなどが散らばっている汚いイメージを想像していたが、この店は清潔。
大きな画面では美味しそうな肉や野菜の映像が流れていて、とても心地よく腹を満たせたのだった。

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F君宅に今夜もお邪魔する。
愛犬にじゃれつかれてしまった。


F君宅→モーニング カフェ merryland→レトロミュージアム休業→横山ダム→徳山ダム→美濃加茂 ブロンコビリー→F君宅

ブロンコビリー¥1600

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by aroundjapan | 2018-05-23 23:15 | 2017 バイク旅 | Comments(1)  

R19から感動の再会

今朝目覚めたのは松本駅近くのホテルMマツモト。
ツーリングを始める前から旅の計画≒安宿探しに勤しみ、最早ライフワークと化しているが、この数年で安宿が本当に増えたと思う。

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レディース専用フロアの個人ブース。
施錠できる扉がつかないから簡易宿泊所扱いなんだと思う。
大きい鏡とデスクはありがたいが、今回は使わない。

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不織布バッグに寝巻き兼館内着が入っている。
コットン100パーセントではないので、着心地はさらりとしていて、何より衛生的で嬉しい。

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スタイリッシュなベッドボード周り。
充電用のコンセントとUSBプラグは今では旅に欠かせないものとなったが、もちろん設置。

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洗面台。
レディースフロアだからか、赤色を積極的に使用している。
サービス精神からくるアメニティの豊富さと狭さと赤色で、若干ごちゃごちゃして見える。

安宿で渇望するべき清潔感は総じて上々。
安心して眠り、目覚めた私は1日をスタートさせることができた。
しめて一泊2500円。

10:00
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市街地では駐禁のところが多いため、バイクに乗る前に用事を済ませたい。
という事で、松本市時計博物館へ歩いてきた。
祖父が時計職人だったので来てみたかった所だ。

結論から言うと、入館料300円の割にかなり見応えがあった。

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館内に解説は少ない。
しかしその代わりに、自分のスマートフォンに指定されたアプリを入れて希望の番号を入力すると解説が表示される。
時計博物館特製ではなく汎用アプリらしいが、こんな便利なアプリが存在することを知らなかった。
一度ページを作成すれば、博物館スタッフが手を煩わせることなく、客も思う存分解説を読めると言うわけだ。
後から思い出したいことを参照できるし、メモする必要がない。
今のところ無い機能みたいだが、アップデートして音声で読み上げたり通訳表示することで視覚障害者や外国人も楽しめるならすごく良い可能性のあるアプリだな。

本題に入る。

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まずは日本の誇る精工舎製の水晶(クォーツ)時計1号機。
ここまで小型化するのにかなりの苦労を要したのだそう。
20世紀を代表する機械の1つに入るはずだ。かっこいい。

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水晶時計の発明により、時計は小型化が進んだ。
おそらく今は製品素材の堅牢性が発達しているので必要無いのだろうが、時計をいちいちケースに入れているのがカメラと同じで昔の人は物を大事にしているんだなぁと視覚的に思わされる。
現代人が大事にしていても、その様子が見えないからね。

私の興味をそそるのが、プロフェッショナルに特化したグッズ。
何にせよ独自の進化を遂げた様は、その職業の様子を垣間見られてロマンを感じる。
面白かったのが触読時計と言って、触ると時刻がわかる時計。
暗闇での作業に適しているのだろう。
懐中時計は小さい頃プレゼントされて、物語の中ぐらいでしか見かけないものなので嬉しかった。
ナースウォッチは、衛生面から腕時計ができないから服につけるタイプが多いそう。
夜警懐中時計は、鍵を指して巡回して回るものだそう。
時計以外に記録の機能を併設していてドイツらしい合理性。
理髪店用逆さ時計という、店主が鏡に映して見るので反時計になっている物もあった。

他にも19世紀フランスの床置き時計や18世紀オランダの掛け時計など好きな時計をたくさん見つける事が出来た。
中でも20世紀スイス製の砂時計は金色の容器をオメガ社が製作したそうで、ブレードランナーの世界観に通ずるものがあってとても気に入ってしまった。

ろうそくを用いた火時計など、面白い機構の物も。
自然界で一定時刻を刻んでいそうなものは、何でも時計にしてしまっている印象。


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和時計のコーナー。
戦国時代に宣教師フランシスコ・ザビエルから機械時計が伝わったそう。
どの分野を見ても、日本て本当に文明開化が遅いなぁ。
洋時計もかっこいいけれど、螺鈿細工の施された中華時計も美しい。

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お宝鑑定団に出てきそうな骨董時計。
キューピー人形がサーフィンしているみたいな所が何とも味があってよろしい。

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定刻になってハトの声や低い音が一斉に鳴り始めた時、親戚の店で小さい頃聞いていた記憶がほんのり温かく蘇ったのだった。



葡萄畑をかき分けて走り、国道19号線から松本市を後にする。
懐かしい人に会えたり、とても楽しい時間だった。

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昼を食べそびれそうだったので、19号線沿いの道の駅を物色。
ツアーバスの予約席で再び占拠されていたので、初老の夫婦と相席をお願いする。
そばとソースカツ丼セット¥1100
ソースカツ丼は、日本の山村に行けば何処にでもある(私調べ)

ひたすらに真っ直ぐ進み、去年の日本一周で手書きの色紙を頂いた中津川市を超え、瑞浪市へ。
地球回廊へ行きたかったのだが、予定にない休日のようだった。
代わりに近くの日本原子力研究開発機構の見学施設へ。
この施設では、スカイツリーより深い所に高レベル放射性廃棄物を地層処分するための研究開発を行なっている。

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この施設では月に一度見学会も行なっているそうで、近くに住んでいたら是非参加したい。

再び出発。
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今日は走った。
多治見のモザイクタイルミュージアムで一服。

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多治見市のモザイクタイルミュージアムは、建築家・藤森照信の作品で彼の可愛らしい感性が若い女性に人気。
多治見市って正直言ってパッとしない都市だと思うが、ここにも20歳前後と思われる女性グループが何組もいた。

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漆喰のような壁にタイルが細かく埋まっている。
男性が考えたデザインとは思えない。

すると後ろから聞き覚えのある声が。
「おじょう〜おじょう〜!!」
大きな声を出しながら、悪意のある笑顔で両手を振りながら走ってきた彼。
「ふぁんすぃー、やめて!!」

久しぶりの再会に興奮するF君をなだめながら、平静を装う。

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さっそく施設に入館してみよう。

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多治見といえば焼き物。
モザイクタイルミュージアムでは、様々なタイル張りの製品やタイルそのものが展示されている。
外と通ずる穴に、女子受けしそうな可愛らしい工作物。
団体のおばちゃん達を眺めながら佇むF君。

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どこかのスロップシンクを持って来たのか?

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銭湯壁画のようなモザイクタイルアート。

久しぶりに再会したF君と、K君や他の仲間も連れてきたという中華料理店で食べて今夜はF君宅にお世話になる。


ホテルMマツモト→時計博物館→給油→堤防道路 焼肉大将軍の前通って葡萄畑通って塩尻駅前のr19→道の駅木曽駒高原→道の駅しずも→地球回廊休館→瑞浪原子力見学→多治見モザイクタイルミュージアム→コインランドリー→中華→F君宅

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by aroundjapan | 2018-05-19 18:35 | 2017 バイク旅 | Comments(0)  

再会の地、長野

目が覚めたのは、標高1000メートルを超えた地点。

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昨日の夕方には零度に下がった白樺湖周辺。
真夜中には氷点下を下回ったことだろう、朝になっても路面が凍結していたら走るのは危険。
という事でなるだけ遅く出発することに。
やる事もないので、9時まで二度寝した。

宿の主人に声をかけたが、出てこなかった。
話すのが好きじゃなさそうな人だったからいいや、と思い店に向かって頭を下げてから出発。
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走り出して5分ほどで大草原。

なんて単純な身体なんだろう。
澄んだ空気を吸い込むと、否応無しに胸が弾んでしまう。
あまりにもいい天気で、すれ違う車両もほぼ無い。
道路を追いかける私の旅は、たった今始まったような新鮮さを改めて感じていた。

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なんと富士山まで見えていた。
10年近く前だが、一度登ったことがある山は、身近に感じることができて楽しい。

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あまりの絶景に目を奪われ、W650で初めて走った思い出の地につい立ち止まってしまい、なかなか先に進めない。

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気持ちがいいぞー!


昼もてっぺん近くなり、毎回訪れるカフェでチーズケーキ・コーヒーのセットを注文。
チーズケーキはレモンがほんのり効いていて、チーズの甘みも控えめで完璧だった。

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しばしバイクを降りて歩き回る。
日陰には数日前寒かった日に降ったのだろう。残雪があった。

車山高原は標高1800メートルだが、これ以上標高を上げるといくら日差しがあるとはいえ、気温が下がり特に日陰などでは凍結の可能性が高まり走行に危険を伴うため断念することにした。
なにより私は九州育ちのため、道路が凍結しているかどうかを見分けることすら出来ない。

標高2000メートル近い美ヶ原高原はすでにシーズンオフに入っていた。

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バイク乗りの定番となっているらしい霧の駅へ。
初めて来た時から、美ヶ原へ向かう三叉路という覚え方をしていた。
少し腹が減り、野沢菜のおやきを買ってみたが値段の割にごく小さいものだった。

何台ものオートバイが、平日のためかほぼ単独ではあったが入れ替わり立ち替わり現れた。
ライダーでも美ヶ原方面に行く人と行かない人がいるのを、暖かい日差しの元眺めていた。

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私は里に降りることにした。
昨年の日本一周でも走ったアゼレアライン。
相変わらずの長い下り坂に、紅葉した木々が燦々と輝いている。
下り坂に落ち葉が残りカーブは不安だったが、しかしこれだけ掃除されていることに感謝した。
ところで、カーブのイン側に走ってくる車はとりあえず地獄に落ちてほしい。

下りきった所で松本市の空気を久しぶりに吸う。
何もかも変わっていなかった。
車社会の長野を感じながら、葡萄畑を見渡し目的地へ向かう。

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重要文化財である開智学校へ。
日本全国の学校発祥の地で、擬洋風建築が体感できるとあり観光地になっている。

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実益を兼ねて1時間弱見学した。
現代の日本の学校制度から考えると考えられないような子守教育や林間保育、また特別学級や特殊学級が設けてあったそう。

行く予定だった市立美術館は定休日だったので、時間調整のため目の前の旧司祭館にも入ってみた。
小さな建物だった。

松本市街地で随一と言ってよいだろう、松本城大手門駐車場にバイクを停める。
駐車場のおじさんは福岡市内に住んでたらしく立ち話をした。
ここから福岡まで1200キロと言っていた。

歩いて行ける範囲に郵便局を見つけたので、親戚にハガキを書いて送る。

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夕映えの松本城。
平日だが観光客が何人もいた。

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松本市役所の上階に展望室があるそうなので登る事にした。
こじんまりした役所だが諸々の像が立ち、手入れされた風で、ここで働く人たちの郷土愛を感じる。

階段で上まで登ると、倉庫のような雑然とした物置を通り過ぎ、狭苦しい展望室があった。
案の定、補強用のブレス鋼の間に設置された椅子はボロボロ。
そこから見える眺めはせめて…と思ったら予想外の絶景であった。
赤色に燃える山々の反対側には松本城を見下ろすことができる。
これが故郷の景色 というやつだな。

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しばし休憩して◯年ぶりの元会社の同期との再会。
出会った頃と寸分違わぬ相変わらずの地元愛で、故郷で働く同期は生き生きしていた。

山賊焼をご馳走になる。
同世代と飲むのが日課だそうで、地元トークに加えてもらった。

長野は縦に長いため、北信・中信・南信というとか。
信州って呼び方は九州モノにはあまり聞き慣れない。
りんごの名産地らしく、りんごがぼける=サクサクになって素が立つ?方言とか。
友達の家と自分の家から見える山が違う話が松本らしさ満点で面白かったな。
同世代間で語る事で、長野ならではの感覚が垣間見えてとても楽しく過ごせた。
なんだかんだと23時近くに解散。
明日は休みらしいけれど、月曜日からありがとうございました。



まほろば→ビーナスライン→霧の駅→三峰茶屋→過ぎたあたりから日陰 3000回転で進む→扉峠→アザレアライン→松本 開智学校→松本城駐車場→松本城→松本市庁舎展望室→再会→ホテルMマツモト


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by aroundjapan | 2018-04-23 00:34 | 2017 バイク旅 | Comments(4)  

八ヶ岳高原道路

朝の諏訪湖を走っておくべきだ。
そう思い立ち、再び堤防道路を湖へ戻る。
ぐるりと回るのは初めてのことだった。

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快晴!

停車し、湖を眺めながら朝食を摂る。
観光地でもあるのに、少し走ると人が居ない場所もあって穏やかで本当に美しい湖だ。
何度も立ち止まっては写真を撮った。


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気が済んだので南下し、県道11号から八ヶ岳高原道路。
またも八ヶ岳のふもとをぐるりと回る。
初めて走った時のことを自然と思い出していた。
6年半ぶりに訪れた道の駅こぶちさわにて、売られていた燻製卵を食べる。
足湯は以前と同じく熱かった。



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晴天の八ヶ岳、原村周辺は相変わらず最高だった!
長野県はこれだから好きだ。

外の風が強く、吹き飛ばされそう。
装備のありとあらゆる隙間から風が入り、容赦なく体温を奪って行く。


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人気店らしい、佐久の草笛にて行列に並び遅めの昼食。
並ぶのは面倒だが、外で立ってられないほどの冷たい風の中走行するのはもう嫌だ。
これという特徴はないが、量がたっぷりある蕎麦だった。
体温が戻るまで出来るだけ居座り出発。

早いもので17時前には太陽が沈んでしまった。

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今夜は白樺湖のあたりに泊まるため、道路の凍結を懸念し間もなく宿にたどり着いた。
宿で見た気温計は一度を指していた。

荷物を整理して、宿の向かいにあるずずらんの湯に浸かる。
国宝縄文のヴィーナスが展示されていたが、ビーナスラインはここから来ているのだろうか。
ビーナスラインは何度も走っていたが、初めて気が付いた。

街灯の無い暗闇の中道路を渡って宿に戻り、宿泊室までかけ上がっていく途中面白いものを見つけてしまった。

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4種類の自販機。

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ハミガキ・ハブラシセット200円。


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唯一稼働しているらしいカミソリ替刃200円。
2枚刃なんて、今時誰も使っていないのでは…。
シェービングクリームがセットなのだろうか。


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何故かイメージ映像のタオル100円。


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シャンプーとリンスのトラベルセット200円。


小さい頃はこういう自販機(と呼べるのかどうか)を街で普通に見かけていた気がするが、いつの間にか年季の入った宿にしか無いものになっていたらしい。
時が止まっている。


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ついでにビール自販機はまだまだ現役。


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群馬の自販機食堂で見た復刻ステッカーの当時物だ!


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バブル期を若干思わせる、とてもこじんまりとしたロビー。


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寝タバコという言葉を久しぶりに聞いた気がする。
単なる赤色とは違う色彩がお洒落。

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修学旅行や合宿で多く使われていたのだろう。
スリッパが大量に保管されていた。
私以外に同じくバイクの旅人が一人いるようだった。


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「私をスキーに連れてって!」な時代の匂いが館内のあちこちに染み付いていて離れない。
事務所がお土産屋と繋がっていて、基本的にお土産屋の方に元経営者の息子らしい男性がいた。愛想はない。


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両替機もどこかで見たことがある配色だった。




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部屋のゴミ箱と椅子がまた、時代に取り残されたかのような一品。
部屋の椅子に物を入れられるようになっているなんて、忘れ物を助長するだけの気がするぞ。

館内の全てのものに流れる時が止まっていた。
タイムスリップした今夜は、暖房を効かせた部屋でゆっくり寝よう。


亜熱帯諏訪湖IC→諏訪湖反時計回り→給油→k192→k188→K17→484→K11八ヶ岳高原ライン→道の駅こぶちさわ→清里駅→r141→佐久の草笛→セーブオン→ローソン→K44→r142→K152→k40→プチホテルまほろば


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by aroundjapan | 2018-04-15 22:34 | 2017 バイク旅 | Comments(0)  

小諸、諏訪

今朝はたっぷり眠れた。
出発が遅いのでゆっくり進むこととしよう。

それにしても空には雲しか見えない。
未明に福岡で大雨らしかったので雨雲レーダーを見ておいたが、長野の北のほうは雨だそうだ。
去年の旅の帰路で、長野では毎日雨に遭った。
バイクカバーを畳んでいると小粒の雨が降って来て、空気が冷たい。

少し走った上田は、喫煙者と痛車を多く見かけた。
観光地やショッピングモールなども無さそうで、他にすることが無いのだとしたら悲しい。
それなのになぜ長野市ですら持たない大掛かりな18号バイパスが出来ているのか、不可解である。

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昼時に差し掛かった頃、小諸に着いた。

カフェ文化が好きで、各地で地元に根付いている店は知りたい。
丸山珈琲小諸店では、晴れた日には大きな窓から浅間山を眺めながら豆から挽いたコーヒーを味わうことが出来る。

この空模様だと浅間山は拝めそうにないので、大人しく小布施栗モンブランと丸山ブレンドを頂いた。
コーヒーが美味しかったので豆も購入。

室内は屋根が傾斜し、シーリングファンの回る広々した室内。
カフェと焙煎工場の間には、ショップが併設されていてリゾートホテルのラウンジのようだ。
上部は仕切りがなく、 連続した空間になっている。全席禁煙なのが嬉しい。
二面開口の窓はかなり大きい。
全面窓ガラスにすると落ち着かないが、天井は茶色の板材、床面は凹凸を残した石で敷き詰められていて、自然と調和した印象。

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ここはあくまで室内にいる快適さに溢れていて、落ち着ける場所だ。

小布施栗のモンブランはかなり粘度が高く、スプーンにべったりついてしまうほど。
味は濃厚で、栗が凝縮されていた。
コーヒーは解説通りの深入りで、プレス抽出は舌にざらざらして感じる。酸味は全く無く、あっさりしている。
フレンチプレスで二杯分ほどはあるのでとてもお得。
自宅で紙フィルターで淹れるとより飲みやすくなるだろう。


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昼も下がりに下がった頃、ようやく昼食にありつけた。
初めて141号線を走った時に見ていた昭和風の大衆食堂、ストローハットに入店。
場所が少々違う気がするが、店名は某映画から取ったのだろう。
この辺りには目に付く食事処がほぼ無いためか、連休中日の15時過ぎとは言えテーブルに食事のない待ち客で満席。

少しでも早く提供されそうなカレーを注文したが、結局40分待った。
家族経営らしい店員たちはてんてこ舞いで、私は引かれていないままの皿たちと相席した。
終いには経営者家族のじいさんがセーターにスラックスと言う出で立ちで震えながら料理を持ってき始めたので、よほど手伝おうかと思った。
カレーのご飯が緩かったが、会計の折、店員のおばさんは「カレーなのに待たせてごめんね」と言っていた。
駐車場でバイク乗りの男性に、久しぶりに声を掛けられた。

軽井沢を走り、今日からは八ヶ岳の周囲を思う存分走れるなんて、と清々しい心持ちでいた。
ここまでは良かったのだが、清里を過ぎたころ。
八ヶ岳大橋の縦スリットの下り坂は前後に車がびっしりいる上に勾配がきつく、死にそうな恐怖を味わった。


命辛々、営業時間ぎりぎりのシャトレーゼ北杜工場に滑り込み。
今日は天気が思わしくないので走行は控えめ。
駐車場には数十台の行列。
これほどの人気とは知らなかったが、電話であらかじめバイクで行く旨を問い合わせていたにも関わらず駐車場誘導の警備員は忙殺されていて酷い態度だった。
電話でバイク一台ならとめられますと言われましたよ、と告げると「はぁ?誰が言ったんだよ」と。

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こちらは工場見学の上、アイス6種類が無料で食べられるそうだ。
しかし時間が悪いのか実際工場は全くと言っていいほど稼働しておらず、唯一通路に貼ってある資料も通過する客の多さで読めず。
全く見応えが無かったし、施設側から見せる気も感じない。
連休の家族連れがこぞって、無料アイスを食べに来る卑しい空間でしか無かった(私にはそう見えた)
曇天のためか気温が低かったが、ここまで来たので試しに牛乳バーだけ頂く。
原材料表示は水飴、寒天、デンプン、もち粉、グルコマンナン、意外と食感や味を追求するためにあの手この手、という企業努力を感じる。
唯一わかったのはお菓子のアン作りに軟水を使うらしく、味と馴染みやすいのだと思う。
お土産品コーナーも行列がひどいため見ずに退散。

一番の感想はアイスを食べて寒いと言う事だった。

くたびれたので近くのコンビニに立ち寄った。
ゴミ箱がわかりにくかったので場所を訊くと、「ゴミ箱そちら」と敬語もできない店員に当たってしまった。(見た目は純日本人)
今日はついてない気がするが、もしかすると荒んだ心が伝染しているのだろうか。

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気分が乗らず、ぐずぐずしていたため夕方を過ぎて陽も落ち行く中に再び北上。
茅野市民館へ付いた頃は暗くなってしまっていた。
凍えつつ見て回る。

諏訪湖へ来たのはこれまたW650購入後のツーリングが初めて。
楽しくて走り回ったら気付けば夕暮れ。
宿がろくに見当たらなくて焦って走っていると、突然、思っていたよりも大きな諏訪湖に出た。
その時は、6年前だが今みたいにネットカフェなんかも無かったと思う。
焦った私は甲府を目指した。

その後も何度か訪れていたが、一度も見たことのない景色がある。

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諏訪湖サービスエリアからの夜景だ。
夏の夜、諏訪湖の周りを自転車でぶらりとした事がある。
オレンジ色の光が店を照らし、さらに水面に映る景色はリラックスしているのにどこか都会的で美しかった。

諏訪湖サービスエリアには一般道から入場できるので、丘の上へ登った。
夜は晴れたので月の光も綺麗。
また一つ、諏訪湖に思い出が増えた。

冷えてしまったので鷺の湯へ入る。
アメニティが大したことないのに、日帰り1500円は少々やり過ぎか。
湯が合わず肌が痒くなってしまったが、割引で500円で入れたので文句は言わずにおこう。
いつかユースホステルで見かけた、鷺伝説にまつわる湯なのだろう。


今夜は東海圏を中心に展開しているらしい、亜熱帯というネットカフェに泊まることにした。
F君ではないがネットカフェ考察。
入会金無料のカード制、12時間で1780円〜。安い!
クレジットカードは使えない、飽くまでローカル路線のネットカフェか。

私の通されたのはブース出入り口のすぐ脇。
この時間に荷物を持って入り、明らかに寝る客なのに手前かと思う。
店舗名からして、全体的に快活クラブをリスペクトしているのかと思う。
快活で流れている怪しげなBGMはなし。
自動ドアの動作音と換気扇の音が大きめで詰めが甘い。

室内の設備まわりについて見てみよう。
ゴミ箱はなし。
パソコンのモニターは東芝のREGZAで、意外といい物を使っている。
テレビ画面兼用なのでテレビも観れる(他のネカフェは見れるのかな)
チャンネルを変えていくとインディジョーンズがあっていた。
幼い頃からよく観ていたが、ハラハラしてしまう。
そう言えばハリソンフォードはこの映画でしょっちゅう観ていた。
彼の甘い声がたまらない。

引き続き見ていこう。
ブース内にはクッション3つとリクライニングチェアーがある。
四角と丸のクッションと、リクライニングチェアーをまっすぐにして長方形になる。
快活のリクライニングチェアーは完全に真っ直ぐにならないので私は使わない。
いつも邪魔に思っている。
こちらは丸いクッションが少し背が高い。
キーボードの下に入れて足を置こうと思うが、丸いクッションを入れただけでその空間は埋まった。
足を置くスペースなんかなくなってしまう。
仕方がないので少しだけ背が高い四角のクッションを足の位置に置くと、ちょうど良くなった。
3つのクッションとリクライニングチェアーはどういう用途を想定して置いてあるのか気になる。

ブース内で横になっていたら臭いがする気がしたので、ウエットティッシュで念入りに拭く。
スリッパから臭いが来てる可能性もあるためそちらも拭いた。
快活で自前のクロックスを履いてる人の理由が、今ならわかる。

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フードメニューは全てホームページから注文するのは他のネットカフェと同じ。
ケチャップ、マヨネーズ、明太マヨネーズがそれぞれ20円という面白いページを見ながら眠りについた。


走ったルート
快活上田バイパス→k79→k80(浅間サンライン)→グリーンライン→丸山珈琲小諸店→ストローハット→シャトレーゼ白州工場→コンビニ→茅野市民会館→諏訪湖サービスエリア上り→上諏訪温泉鷺の湯→ネットカフェ亜熱帯


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by aroundjapan | 2018-04-08 02:33 | 2017 バイク旅 | Comments(4)  

軽井沢から浅間へ

目覚めは最悪。
久しぶりの野宿はやはり私には堪えた。
夜中3時頃まで上手く寝付けず。
ヒト気のない付近を若いふうの男性も車中泊なのか、うろついていたので落ち着いて眠れなかった。

夜が明けたら大人しく撤収し、バイクの露を拭き取る。
空を見上げると、そんな私とは裏腹の快晴。
素晴らしい一日が始まりそうだ。

まずは県道33号を抜けて18号へ入る。
榛名山の麓はこれと言う特徴は無いが、走り回っていて飽きない。
ここでバイクに乗らない事は、宮崎でサーフィンしないのと同じぐらいもったいないことに思える。
横目に見た峠の釜飯屋は、W650と初めて長野へ出かけた時にサービスエリアで出会ったものだ。

鉄道遺構の碓氷第三橋梁へ。
仕事関係の書籍で知った近代土木遺産であり、国の重要文化財でもある。
樹木の葉が風に舞う。

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どうしても煉瓦造の橋梁とバイクを写真に収めたくて、第六橋梁の黄色い絨毯まで。
落ち葉はそれほど積もっていなかったが、この先道路にも何箇所か見かけた。
落ち葉は氷上より摩擦係数が低いらしいので注意して進みたい。


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朝食は軽井沢のベーカリー沢村へ。
偶然の3連休で秋の軽井沢を楽しみに大勢詰め掛けているが、構わず防寒着で中へ。
8時半頃だがすでに駐車場も満車で、バイクは停めさせてもらえた。
店内行列しているため10分以上立ったまま待つ。

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テラスに案内され今までの人生でも朝食にしてはかなり高価、沢村のモーニング。

皿にバターらしきものが入っている。
ベーコンがさっぱり塩味で美味しい。
肉厚で、味の濃い鶏肉のような具合だった。
パンの真ん中にサンドして食べてみた。

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軽井沢は元々都内に住んでいる時に訪れて好きになったが、2017年放送の某ドラマの影響で秋の軽井沢をもう一度走りたくてうずうずしていた。
ドラマに出てくる軽井沢駅。
当然、こんな私だから公共交通機関で軽井沢へ来たことはないが…。

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一人で行動しているとどうしても行動が早まきになってしまう。
と言うわけで、10時には渋滞気味の国道18号から千住博美術館へ到着。(内部撮影禁止)

金沢21世紀美術館で知られる建築家・西沢立衛の設計したコンクリート打ちっ放しのレベルが定まっていない空間を楽しむ。
かなり傾斜が付いていて、地面の高さそのままらしい。
床スラブ面は手で均した跡が見えるけど、地山のままだからだろう。
クラックが入って来ていた。
中央に植栽された中庭があり、間接的にやさしい明かりが差し込んでいた。
天気がかなり良いので、所々直射日光が照らしていたが絵画保護用に一応カーテンはしてある。
床にアルミの、客をなんとなく誘導しているようなラインが入っていた。

全体に筆を用いた、自然の持つ一瞬の勢いを静かに表現したものがメインであった。
赤坂サカスの陶板画の原画もあり、大振りで迫力があった。
タッチの明快な作品もいいが、ここにある作品はいくらでも観ていられるので好きだ。
中でも 光 という作品が良かった。
見ている間、光と闇 朝と夜 空と海の混沌を漂う気分がした。

星の降る夜に という絵本も館内に置いてあり、表題通り物語の舞台は子供の知らない夜の世界。
幼い頃にこういう情緒豊かな絵本もあると心に残るだろうなと思う。
小さい女の子がワンピースの裾を広げて満点の星空から落ちて来る欠片を拾う…という絵本が家にあったが、群青の空に黄色く輝く星の色使いが綺麗で好きな絵本のひとつだった。

館内のインスタレーションとして、映像作品の展示があったがこれも良かった。
一つの絵画をプロジェクションマッピング方式で見せ方を変えて進展していく。

途端に暗転した悲痛な弦楽器の音に合わせてゆっくりと四季が変わる。
静止しているはずの滝の絵画は、本当に飛沫を上げているようで、晩夏 などの朱が鮮やかな作品との色彩感覚や時間的感覚は日本の四季が上手く表現されていて見事であった。
インスタレーション自体の演出者も、作品の見せ方をよく理解されていると感じた。
飛沫は実は、筆を横にたくさんくっつけたような道具で描いているそうで、作品は道具によるものではなく魂によるものだなぁと強く感じた。

こちらの施設は軽井沢のパンフレットで何度か目にしていて、知らない画家と敬遠していたが一気にその世界に引き込まれた。
作品と建築物見学の意味で2度、いや併設された浅野屋のパンで3度美味しい美術館なので是非軽井沢に行かれる際は立ち寄ってほしい。


と言うわけで、パン屋に入ってしまうと買わずにはいられない。
かなり奇抜な屋根のパン屋だが味は普通に美味しい。(上写真)

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渋滞にすっかり巻き込まれながら辺りをうろつき、旧軽井沢銀座のあたりまで戻ってミカド珈琲へ。
外車に乗った年配の男性達のツーリングの道向かいに孤独に停めて、モカソフトだけ買って食べる。
変な女だと思われていようが、今が楽しくてしょうがない。

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すっかり昼時だ。
ドラマのメイン舞台となっていた煙事へ。
勧められるがまま、チーズスティックを賞味。
パンにチーズが挟んであるのかと思ったら、パンよりチーズが多かった。
自転車で日本一周を経験された方が接客してくださった。
現役でシェルパに乗っているそうで、ここらももうじきバイクは冬眠でバッテリーを外したりするそうだ。面白い。

旧軽を北北西に行けば、三笠→峰の茶屋、白糸ハイランドウェイを走る。
そのまま峰の茶屋→鬼押出し 鬼押しハイウェイへ。
一度走って一生忘れないぐらいの個人的最高ロードだ。

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茶屋はドライブインのようになっており、昼御飯がわりに浅野屋のキッシュを食べる。
すぐそこに浅間山。
陽射しは目に眩しく、風が通り抜ける。
今ここに、私より五感で軽井沢を味わっている者が他に居るだろうか!

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雄大な活火山である浅間山の麓には、浅間記念館というバイクの博物館がある。
戦後に恐らくバイクが庶民の手の届くものになる寸前、ここでバイクレースが多数行われていたらしい。
そのメンバーによる思い出箱らしき博物館の気配だ。

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メグロ500K1P 白バイは初めて見た。

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ヤマハTZ350 1973年のものが強烈にカッコ良かった。

貴重な二輪をたくさん見ることができる。
やはりメグロ、カフェレーサーあたりに目がいってしまう。

館内には管理人の方が一人、陸王プロトタイプRX750が堂々と飾られていた。
キックペダルが自転車タイプ、エンジンフィンが松ぼっくりみたいになっていて面白い。
BSA旧車やカワサキ目黒K2が実走行する貴重なフィルムに見入ってしまう。
W1Sのステアダンパーは面白かったな。

火山記念館?なども併設されているが、施設全体が閑散としていて寂しい。
バブル期に開発されたであろう負の遺産のにおいが…

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昨日走った浅間牧場茶屋まで一直線。
自然の中にいるのに、人間の手の入った雰囲気がどこか異様である。
国道146(通称日本ロマンチック街道)を北上する。

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陽が傾き始めた。
次の目的地はこの道路の先だ。

しばらく進んでいくと、視界は開けていき高原と呼べる大地へ出てきた。


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つまごいパノラマライン。
あまり大々的に宣伝されていないため、今までは、どこがそれなのかわからず足を踏み入れたことのなかった土地だ。
キャベツ畑の黒い土が道の隣にある。
と言うよりは、キャベツ畑の中に網の目のように敷かれたアスファルトを走らせてもらっている感じだ。
土や草、どこから来たのかわからない水を巻き上げながらゆっくりあてもなく走る。

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見渡せる範囲で最も高そうな地点から低い位置を眺めると実に気持ちがいい。
矛盾しているが、限りなく空に近い盆地だった。
気に入ってしまい何度も何度も背景を変えて写真を撮影していると、トラクターが忙しそうに走り回った。
自動車は居ないのにトラクターが何台もいた。


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バラギ湖に出て釣りを楽しむ人々を眺める。
地元は海が近いため、湖なんて小さい頃からほとんど行った記憶がないし、行く理由もよくわからないが群馬県民には行楽と言えば湖なのかも知れない。

その後はどこに行こうかなと考え、とりあえず近場で風呂を済ませることにした。
子供を連れて来るらしい複合施設にある温泉は、北軽井沢の別荘地近く。
足の踏み場もないほど子供が走り回る温泉だったので寛げず、早めに上がる。
施設の周りは私有地の立入禁止区域が多く設定されているので、脱出するのに同じ道を何度も行き来し骨が折れた。

すっかり疲れながらも、群馬県は堪能したので長野の国道18号へ出ることにした。
18号を北上していると、今回初めての新潟ナンバーを目にした。
去年日本一周をしていた時の高揚感が蘇り、錯覚してしまいそうになる。

空腹を抱えながら向かったのは千曲のグーギーズカフェ。
以前からアメカジ系雑誌などで目にしていた店でアメリカンダイナーを期待して来てみたかったのだが、入店するとそれほどこだわりの店内と言うわけでもなく拍子抜け。
どちらかというとカントリー系のインテリアだった。
注文したのは、ジューシーで箸を入れたら肉汁がしみでるハンバーグだったが、こちらもそれほど特徴のない割に値段が高い印象だった。
必死で長所を探してこの結果なので長野北部の物価は、私が思っている以上に高いのかも知れない。
それとも、移動距離を考えて千曲に来たが本店の長野へ行った方がよかったか。

これ以上北へ行くつもりはないので、南下し上田にて給油後ネカフェ就寝。

上田市と言えば真田丸だが、21時ごろのこの街はノーマルマフラーのW650で走るのさえ躊躇われる程、眠れる街であった。
私も深く眠ろう。


走ったルート
道の駅くらぶち→沢村旧軽井沢モーニング→軽井沢駅→千住博美術館→煙事→ミカドコーヒー→白糸ハイランドウェイ→鬼押しハイウェイ→六里ヶ原休憩所→鬼押しハイウェイ→K235→つまごいパノラマライン→嬬恋村→バラギ湖→k112→k235→奥軽井沢温泉ホテルグリーンプラザ軽井沢→r144→r18→千曲→上田

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by aroundjapan | 2018-04-01 01:08 | 2017 バイク旅 | Comments(4)  

群馬入り4日目

最近会社員に戻りましたので更新が遅れていてすみません。
書きたいことは沢山あるが時間がない。
——

今朝はみなかみより南下した前橋市街地にて目覚め。

山奥に泊まりたくないので、安宿がわりのネットカフェはありがたい。
起きて30分もしないうちに走り始める。
群馬は県人口が200万人もいないのに、群馬・高崎・前橋ナンバーと3つも存在するのは何故だろう。
一人当たり所有率が高いのは間違いないだろうな。
そして高速道路ルートで都内から来たらしいツーリングライダー以外、二輪を全くと言っていいほど見ない。
全体に国道が発達している印象で、通行を妨げないよう商店の前には側道のある箇所をいくつも見かけた。

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高崎といえば国道沿いにもだるまがいるのをご存知だろうか。
正直だるまが有名なのはここだけではないはずだが、今日は関東平野をいよいよ抜けてしまうので、少林山達磨寺へやってきた。

来たはいいが、寺の前の駐車場が激坂であった。
大量のだるまを見ているとグッズ(?)を欲しくなり、胴体部がくり抜かれている型のだるまおみくじを購入。
内容は忘れてしまったが、それほど良くはなかった気がする。
必勝手ぬぐいは、出産を控えた友人に送りつけた。(その後2月に無事出産)

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※だるまもW650と同じカラーリングシリーズに数えるべきだった。

箕郷町なんて初めて走った。
ここらの県道、たまにウ◯コ臭いが、涼しくて気持ちがいい。

3度目の榛名湖をぐるりと周り、昼は日本三大うどんの水沢うどんで有名な大澤屋第一店舗へ。
靴を脱いで大広間に通された。
昨日から靴箱にブーツが入らない…。

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楓セット¥1296を注文。
うどんはコシが強く、つゆはカツオ濃いめ。
麺のボリュームが多く、違う食べ方ができないので、つゆの味が少しくどく感じる。
舞茸天ぷらの容積が大きい。
時間が経つとぶよぶよの塊になるので、衣がサクサクのうちに早めに食べるべきである。
しかしなんで四国のうどんの価格と10倍ぐらい違うのだろう。
まるでデンマークとインドみたいな差がある。
うどんをどう捉えているかの文化の違いだろうか。
昼時で賑わう大広間には床暖房が効いていたのが面白かった。

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榛名湖を横目に見つつ、紅葉が綺麗な伊香保を今年も素通り観光。

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県道54号を抜けて、群馬県北軽井沢と呼ばれる地域へ。
山を越えてから盆地に入ったようで凍えながら停車。
しかしたどり着いた浅間牧場茶屋では濃厚ソフトクリームが有名だそう。
人生で初めて薪ストーブに当たりながらソフトクリームを食べた。
炎の温かさが身に染みる。
味は美味しかった気がするが、非日常を楽しむ感覚が上回った。

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ダンプトラックを前に見ながら、山道を抜けて行く。
走行で起きる風で、足元の落ち葉はダンプトラックを追いかけているように見える。
私は少ししか風を起こせないので、あまり落ち葉に人気がない。
道の果てにある野反湖へ。

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なぜここに来たかって?
彼のオートバイに登場するからに決まっている。
エンディングで二台並んで駆け回る場面だ。
白樺に囲まれた湖で、人工物がほとんど無いので当時とさほど変わらない景色が楽しめるのだろう。
標高は1600m弱。
こんな山奥の湖に至るまで、当時すでにアスファルト舗装されている(しかも国道指定)のが不思議なぐらいだった。
道の果ての茶屋はすでに閉まっているようだった。

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来た道を戻り、途中から折れて草津温泉街へ。
名だたる温泉地だが、昨年は立ち寄っていないので初到達である。
こんな山奥にも関わらず、観光客がたくさんいる事に驚いた。
二輪に跨ったまま人混みへ突入してしまい、駐車場所を考える間多くの人の視線を受けていた。
ここは道を一つ間違えると歩行者にもきつい程の急階段なので要注意だ。

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ライトアップされた湯畑を取り囲むように商店や旅館が密集している。
湯畑をかき回す湯ごねの見物に行列していたが、テレビで見たことがあるのでとりあえず一通り歩き回った。

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硫黄臭が鼻に付くので無性に温泉卵を食べたくなってしまった。
探すとちゃんと売っている。
草津温泉 温泉卵¥120
しかし想像とは裏腹に、チルドというか作り置きの冷たいものだった。。

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湯畑から少し離れた位置に、縁日を模した射的屋があったので入ってみたがすでに営業が終了していた。
代わりに見つけた3人まで入れるカラオケボックス。

無料の温泉で温まり、防寒着をありったけ着込んで草津を去るが日の暮れた盆地は予想を上回る寒さだった。

今夜はぐっと冷え込み、街が遠いので国道を引返し久しぶりに道の駅で寝る事にした。
明日は一番楽しみにしている軽井沢へ向かう。

快活前橋上小出→少林山達磨寺→k26→k28→k164→k163→大澤屋第1店舗→k15→k33→r406→k33→k54→r146→浅間山茶屋→r141→145→r292→r405→野反湖→r405→r292→草津温泉 地蔵の湯→R292→R145→R406→道の駅くらぶち

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by aroundjapan | 2018-03-24 09:07 | 2017 バイク旅 | Comments(4)  

みなかみ、黒い空に凍える

続いて再び高崎に戻ってきた。
なぜこんなに彼方此方とウロウロしながら進むのかと言うと、店の営業時間、腹の空き具合、天気の具合、取れ高(某バラエティ番組ふうに言うと)を考えての事だ。
タイヤは無駄にすり減っているけれど仕方がない。

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高崎の革ジャン販売&ライダーズカフェ。

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とりあえずカフェに立ち寄る。
店の内装というか色使いが素敵だった。
モスグリーンのソファなんてあまり出会えない。

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ハニートーストを注文したが、ボリュームに対して途轍も無く安価だった。
甘さも控えめで、昼食がわりにペロリと平らげてしまう。
コーヒーは当然のようにファイヤーキングマグカップで提供された。

こちらのお店、3月末で閉店してしまうそうなので興味のある方は是非来店してみてほしい。

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昨年の日本一周当時は全く立ち寄る予定のなかった赤城山に来た。
赤城、と来ると頭文字Dしか思い浮かばない…。
最近はばくおん!というバイク漫画が流行ってるそうだが(既に古い?)、私の世代はキリンの少し後ぐらいでこれというバイク/自動車作品が無かった。
昨今のキャンプや日本一周を主テーマにしてバイクを絡ませたライフスタイル提案みたいな、ひ弱な(失礼)メディアならいくつか知っているが…。
乗ることそのものを題材にしたものは、現代では流行らないんだろうなあ。
話が逸れてしまった。

まだ紅葉している肌寒い空気が最高に気持ちよく、景色が目に飛び込んで来た途端力が抜けて溜息が漏れてしまう。
どうやらそういう発作の病に罹っているらしい。

山頂の覚満淵を見た後、赤城山神社へ。
赤い鳥居と黄色い紅葉が引き立てあっていて、冬に完全に移行する手前のわずかな季節。実に美しかった。

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山頂の赤城大沼は湖のように穏やかだった。
昼下がりの日差しを受け、行ったことはないが、浄土のようなゆったりとした風情があった。

想像していた赤城山とは全く異なり、驚きつつも癒された。

日没も近づいてきて、行くかどうか迷ったが赤城山を日光方面に吹割の滝へ向かった。


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名前からして特殊な地形の滝と予想していたが、岩のなした渓谷を流れる水が侵食崖にすべり落ちていく様は見応えがあった。
滝を見るポイントはだいたい滝壺側にあるが、ここは上から見る仕様だ。
落差はたった7メートルしかないが、「東洋のナイアガラ」と呼ばれ天然記念物にも指定されている。

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冷え込む山中でひとり、夜を迎えるのは街で育った私には耐え難い。
再び17号線を下り、途中の温泉に立ち寄ってから前橋市街を目指すことにしよう。
国道17号は新潟と群馬の県境から、関東平野に向かって流れる利根川に途中まで沿うようにして南東へ向かっている。
みなかみの辺りは、前回法師温泉に向かう際に北上したがこの道路は走っていないかもしれない。

道幅狭い対面通行の上、通行量は多く、真っ暗になりぐっと冷え込んだ路面には夜露が降り始めていた。
防寒着を着込んでいてもガタガタ震え始める唇を噛み締め、アップダウンや縦溝のある道路を進んでいった。
こういう場面では、直立するしかない画面の前に立ちすくみ、目の前を流れる映像の中でただ倒れないように踏ん張っているだけのように感じる。
そこに意思はないし、身体に当たる風も感じない。
残り僅かの集中力と、冷えた体温を逃さないように意識を握り締めておくだけだ。

途中で見つけたコンビニに震えながら入った。
店内で食事する事は断られたため、苦し紛れに温泉施設の死角でこそこそと咀嚼した。
感覚を失った指先を精一杯の力で動かした。
口に運んだ食料も、ほとんど冷めてしまっている。
なんて惨めなのか。体温を削ってまで私は何をしているのだろうかと自問する。

行水を済ませ、外に出るとびっしりと水滴を付けた二輪が静かに私を待っていた。
今夜の宿までもう少しがんばろう。


ナットクロージング→覚満淵→赤城山神社→吹割の滝→奥平温泉遊神館(入湯税別)→前橋ネットカフェ


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by aroundjapan | 2018-03-11 09:41 | 2017 バイク旅 | Comments(4)  

脱・広大な関東平野

朝起きたら適当に、持っているものを食べた。

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9時過ぎに国宝であり重要文化財であり世界遺産でもある、富岡製糸場に到着。
途中の国道254はなかなか昭和の趣があった。
誘導された駐車場からは富岡の古い町並みを少し歩く。
見学は千円で、200円追加するとガイドツアーに参加出来るそうなので有閑の私はそいつに乗ってみた。

富岡製糸場は、明治政府の殖産興業というスローガンのもと官営製糸工場として設立された当時世界最大規模の工場だった。
世界遺産に登録されて日が浅いため、平日にもかかわらず観光客はそこそこいた。
ガイドツアーに若い人は私一人だった。
建物は南側の繰糸所を中心に東西に置繭所が位置している。
ほぼ全ての建物の柱に木材を使用していて、初めて見たが木骨煉瓦造というらしく保存状態も良い。
特に妙義山の杉を調達する際には、樹齢の長いものを必要としたので天狗の祟りがあると恐れられたそうだが、近代化と引き換えに了承されたとか。
反射炉で鉄の製造を始めて十数年だったはずだから、いま簡単に手に入るあらゆる資材が安定的に供給される時代背景ではなかったのだろう。
レンガに関しては横方向に長短と並べるフランス積みをしたらしい。
レンガの積み方にも区別があるとは驚き。
日本には当時レンガそのものが無かったため、埼玉の深谷から呼んできた瓦職人が重宝されたそう。
レンガの焼成も黒→赤→白という具合にカラフルになっているのは、職人の技術が建造に追いついてなかったようだ。

東置繭所の外観から見たが二階は繭乾燥用の通風確保のため開口部になっていた。
ガラスもまだ当時の日本では作る技術が無くて輸入品だそうだ。
煉瓦造は、明治後半にはより強度を確保出来るイギリス積みへと変わっていく。

アーチ造の象徴的なキーストーン。

続いて繰糸所へ案内された。
外観的な特徴として、東西長140メートル余、恐らく換気の為てっぺんは越屋根になっている。
当時は電灯がないから採光の南側配置に、これまた開口部。
明治5年10月4日に創業した富岡製糸場であったが、昭和に入り片倉製糸工業に買い取られ昭和末期まで操業は続いたそうだ。

内部空間を広く取れるようトラス造で柱の少ない構造としたため、工女たちは建物が崩れないか怯えていたそうだ。
現代で建設を学んだらまず初めに学ぶ事になるトラス構造も、当時の日本では(ここ以外)全く見ることが出来なかった筈だから当然かも知れない。


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昭和末期に操業を終えた繰糸器械は、同じ型を未だに利用している工場もあるとか?
幼い頃親戚に買ってもらった毛糸を編むおもちゃを思い出した。

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「繭はお風呂に入りながらバケットでやってくる。」
お風呂なんて可愛らしい表現をされているが、実際は中の蚕を殺すため熱湯に漬け込んだそうだ。
しかも当時はさなぎごと下水に直送していたらしい。(今は水質汚濁防止法で不可)
養蚕は日本各地の農村でその後生産が活発になるため、日本一周時に各地で目にした。
見た目がアレなので活用して食べるのも嫌だけど、せめて慰霊碑を作ってあげたい。

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工場の奥には映像で、稼働当時の様子が流れていた。
雇われた工女は全寮で食事付き、医療費無料の7時間45分労働だったそう。
なかなか条件は良い。
国を挙げて工女を集めるのに如何に力を注いでいたかと言うのは、責任者の娘である横田英が実際に工女に名乗り出たことからも計り知れる。
彼女は本も記していてその筋では著名な女性だそう。
工女は当時まだ、ビタミン不足が原因のかっけや赤痢に悩まされたそうだ。
一等工女の給料について説明があり、当初はかなり貰えていたそうだが、お雇い外国人ポールブリュナの有り得ない高給などが問題になり3年目に解雇され、経営は悪化。
民間企業に引き渡される。
当時の製紙工場の中で富岡は全然マシな方だったようで、明治期に酷使された工女たちの話は「あゝ野麦峠」に詳しい。

外国人の館には、地下室・食料庫・シェルターなどがありこれらの設備は生麦事件に怯えたからだそうだ。

ツアーは全体的に和気藹々とした雰囲気で終わった。

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蚕から生糸を実際に“よる”実演をしていた。
館内には生糸生産者から仕入れたお土産品などが販売されており、群馬の山間の町にしては意外なほど賑わっていた。

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懐かしいバイク、ホンダのCD125Tが店先に停めてあり、雰囲気が出ていた。
バイクに憧れた時分、いいなぁと思っていたが最近はこのバイクを滅多に見なくなった。

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近くにあったのでこんにゃくパークに立ち寄ってみた。
広大な駐車場に2人ほど配置されていたが、仕事していない警備員の横を通過する。
ここにも「つる舞う形〜」を発見。

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内部は一階が販売・試食コーナー、二階が工場見学コーナーとなっていて割と長いこと歩かせられる。

こんにゃく芋は、群馬県がダントツの生産量日本一。
展示されているこんにゃく芋の長さに驚愕。実が特にキモイ。

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糸こんにゃくを1秒あたり何個も巻く人が居るのかと思って期待しながら見ていると、どうやら機械で巻いたのを詰め込むだけのようだった。

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試食コーナーに行ってみたが、無料な事もあり行列。
時間なら余るほどあるので食べてみることにした。
ツアーで来たのだろうか、高齢者ばかり。
無料と言ったら飛びつくのも、何というかそういう様子を見続けるのはウンザリしてしまう。
15種類以上の試食があり、主たる原材料はもちろんこんにゃく。
調味料や料理法でこんなにも味と食感が変貌するのかという驚きがあった。
きつねうどん風、ラーメン風、タコの唐揚げ風が好みだった。


後半へ続く

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by aroundjapan | 2018-03-06 23:21 | 2017 バイク旅 | Comments(0)  

自販機食堂

某SNSで群馬のドライブイン情報を収集していたが、なんと3年前に新規オープンした店があるとのこと。
これは行ってみねばなるまい。


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愛車で到着、ドライブイン。
ドライブ中の休憩にしてはずいぶんと遠くまでお越しですね。
長距離ライダーですか。
ええ、まぁ。
(ドライブインに通常店主はいないためイメージです)
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実際に店舗に来てみると、写真を見て想像していたよりこじんまりした印象だったが内部は驚きの充実ぶり。
また出会えたトーストサンド機。
細かく書いてある張り紙には、期間限定のサンドも登場するようで管理されている店主のこだわりがうかがえる。
それだけではなく古いマシンを使用しているため、不調のときはゴメンネ的な断り書きも。
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オリジナル販促品の販売ももちろん自販機で行っている。
右の機械はお金を入れてレバーを下に下げるタイプのもの。
子供のころカードやシール類の下敷きなどで見た気がする。
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販促品で一番デザインが好きなロゴマークシールを購入。
こちらはお金を入れて番号ボタンを押すと扉があくもの。
少数生産のため価格はこれ以上下げられないのかもしれないが、キーホルダー600円など他のドライブインより良心的な値段設定。
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ハンバーガーマシンも中身はかなりこだわっている様子。
お洒落なハンバーガー屋には雰囲気こそ敵わないものの、300円であったかいバーガーを食べさせてくれる素敵な機械だ。
ハラペーニョ・マヨネーズ・ガーリックのメキシカンバーガーを選んでみる。

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ドリンクは瓶で売られているジンジャーエール。
栓抜きはマシンに付属。持ち運び?型もかかっていた。
昔の鉄道は窓際に、栓抜きになるものがついていたらしい。

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窓のロゴマークの隙間から愛車を眺めつつ、ジンジャーエールで乾杯。
ハンバーガーを食べることにした。

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サイズこそ小ぶりなものの、パテはかなり厚みがあった。
ハラペーニョのピリ辛が、あまり特徴のないやさしい味のハンバーガーにパンチを入れている。

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自販機の調子によって、中身が冷たい場合もあるそうで(イラストではなぜか「自販機が調子に乗って」と書かれている笑)そこは製造から40~50年経過した老体に鞭打っているためご愛敬。

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常駐していない店主(おそらく本業は別にあり?)が独特のタッチでイラストを貼りまくっているのがなんとも和む。
なんでも店主は亡き母親の営んでいた喫茶店を改装して開店されたそうで、店を盛り上げたい気持ちが伝わってくる。
脱力系のハラペーニョくんとメキシカンなイラスト。
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昔懐かしいおもちゃ消しゴムの自販機も片隅にあり。
わかるようで微妙にわからない世代の私。
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他にも昭和の遊びマシンも。
ジャンケンポンは小さいころ母の帰省についていったときに、レトロ商店街(今はない)でよく遊んだな。
他のは当然わからないが、賑やかしいゲーム音声や集客の呼びかけが延々と流れていたが、これが唯一の店のBGMとなっていた。
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トイレの蓋に貼られていた懐かしいメンテナンス用ステッカー。
これも実は店主が自主的に復刻したらしく、よほどの昭和自販機オタクであるとうかがえる。
しかしこのステッカー(当時もの)と数日後に再会するのだが、この時はまだ知らない。
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ラーメン自販機に関するこだわりと断りを同時に伝える張り紙。
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こちらがラーメン。
自販機ラーメンは西日本も東日本も、食べた場所では皆同じソフト麺。
自販機で温めるという構造上仕方ないと思うがソフト麺はあまり好きではない。。
その他の具材は申し分なく美味しい。

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かわいいイラストを見ながら今度は店の奥のカウンター席で食べた。
自由に読んでいい本棚があり「お前はまだグンマを知らない」という面白そうなご当地漫画があったので、一通り群馬について学ぶことが出来た。
特に群馬県は上毛や上州と言われ、県民に広く浸透している”上毛かるた”より、平面的にツルの形をしているという事を初めて知ったがこれは群馬県各地で目にすることとなる。
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たくさん食べると日がすっかり暮れていた。
ごちそうさまでした。


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by aroundjapan | 2018-02-18 02:29 | 2017 バイク旅 | Comments(2)