R19から感動の再会

今朝目覚めたのは松本駅近くのホテルMマツモト。
ツーリングを始める前から旅の計画≒安宿探しに勤しみ、最早ライフワークと化しているが、この数年で安宿が本当に増えたと思う。

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レディース専用フロアの個人ブース。
施錠できる扉がつかないから簡易宿泊所扱いなんだと思う。
大きい鏡とデスクはありがたいが、今回は使わない。

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不織布バッグに寝巻き兼館内着が入っている。
コットン100パーセントではないので、着心地はさらりとしていて、何より衛生的で嬉しい。

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スタイリッシュなベッドボード周り。
充電用のコンセントとUSBプラグは今では旅に欠かせないものとなったが、もちろん設置。

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洗面台。
レディースフロアだからか、赤色を積極的に使用している。
サービス精神からくるアメニティの豊富さと狭さと赤色で、若干ごちゃごちゃして見える。

安宿で渇望するべき清潔感は総じて上々。
安心して眠り、目覚めた私は1日をスタートさせることができた。
しめて一泊2500円。

10:00
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市街地では駐禁のところが多いため、バイクに乗る前に用事を済ませたい。
という事で、松本市時計博物館へ歩いてきた。
祖父が時計職人だったので来てみたかった所だ。

結論から言うと、入館料300円の割にかなり見応えがあった。

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館内に解説は少ない。
しかしその代わりに、自分のスマートフォンに指定されたアプリを入れて希望の番号を入力すると解説が表示される。
時計博物館特製ではなく汎用アプリらしいが、こんな便利なアプリが存在することを知らなかった。
一度ページを作成すれば、博物館スタッフが手を煩わせることなく、客も思う存分解説を読めると言うわけだ。
後から思い出したいことを参照できるし、メモする必要がない。
今のところ無い機能みたいだが、アップデートして音声で読み上げたり通訳表示することで視覚障害者や外国人も楽しめるならすごく良い可能性のあるアプリだな。

本題に入る。

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まずは日本の誇る精工舎製の水晶(クォーツ)時計1号機。
ここまで小型化するのにかなりの苦労を要したのだそう。
20世紀を代表する機械の1つに入るはずだ。かっこいい。

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水晶時計の発明により、時計は小型化が進んだ。
おそらく今は製品素材の堅牢性が発達しているので必要無いのだろうが、時計をいちいちケースに入れているのがカメラと同じで昔の人は物を大事にしているんだなぁと視覚的に思わされる。
現代人が大事にしていても、その様子が見えないからね。

私の興味をそそるのが、プロフェッショナルに特化したグッズ。
何にせよ独自の進化を遂げた様は、その職業の様子を垣間見られてロマンを感じる。
面白かったのが触読時計と言って、触ると時刻がわかる時計。
暗闇での作業に適しているのだろう。
懐中時計は小さい頃プレゼントされて、物語の中ぐらいでしか見かけないものなので嬉しかった。
ナースウォッチは、衛生面から腕時計ができないから服につけるタイプが多いそう。
夜警懐中時計は、鍵を指して巡回して回るものだそう。
時計以外に記録の機能を併設していてドイツらしい合理性。
理髪店用逆さ時計という、店主が鏡に映して見るので反時計になっている物もあった。

他にも19世紀フランスの床置き時計や18世紀オランダの掛け時計など好きな時計をたくさん見つける事が出来た。
中でも20世紀スイス製の砂時計は金色の容器をオメガ社が製作したそうで、ブレードランナーの世界観に通ずるものがあってとても気に入ってしまった。

ろうそくを用いた火時計など、面白い機構の物も。
自然界で一定時刻を刻んでいそうなものは、何でも時計にしてしまっている印象。


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和時計のコーナー。
戦国時代に宣教師フランシスコ・ザビエルから機械時計が伝わったそう。
どの分野を見ても、日本て本当に文明開化が遅いなぁ。
洋時計もかっこいいけれど、螺鈿細工の施された中華時計も美しい。

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お宝鑑定団に出てきそうな骨董時計。
キューピー人形がサーフィンしているみたいな所が何とも味があってよろしい。

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定刻になってハトの声や低い音が一斉に鳴り始めた時、親戚の店で小さい頃聞いていた記憶がほんのり温かく蘇ったのだった。



葡萄畑をかき分けて走り、国道19号線から松本市を後にする。
懐かしい人に会えたり、とても楽しい時間だった。

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昼を食べそびれそうだったので、19号線沿いの道の駅を物色。
ツアーバスの予約席で再び占拠されていたので、初老の夫婦と相席をお願いする。
そばとソースカツ丼セット¥1100
ソースカツ丼は、日本の山村に行けば何処にでもある(私調べ)

ひたすらに真っ直ぐ進み、去年の日本一周で手書きの色紙を頂いた中津川市を超え、瑞浪市へ。
地球回廊へ行きたかったのだが、予定にない休日のようだった。
代わりに近くの日本原子力研究開発機構の見学施設へ。
この施設では、スカイツリーより深い所に高レベル放射性廃棄物を地層処分するための研究開発を行なっている。

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この施設では月に一度見学会も行なっているそうで、近くに住んでいたら是非参加したい。

再び出発。
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今日は走った。
多治見のモザイクタイルミュージアムで一服。

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多治見市のモザイクタイルミュージアムは、建築家・藤森照信の作品で彼の可愛らしい感性が若い女性に人気。
多治見市って正直言ってパッとしない都市だと思うが、ここにも20歳前後と思われる女性グループが何組もいた。

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漆喰のような壁にタイルが細かく埋まっている。
男性が考えたデザインとは思えない。

すると後ろから聞き覚えのある声が。
「おじょう〜おじょう〜!!」
大きな声を出しながら、悪意のある笑顔で両手を振りながら走ってきた彼。
「ふぁんすぃー、やめて!!」

久しぶりの再会に興奮するF君をなだめながら、平静を装う。

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さっそく施設に入館してみよう。

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多治見といえば焼き物。
モザイクタイルミュージアムでは、様々なタイル張りの製品やタイルそのものが展示されている。
外と通ずる穴に、女子受けしそうな可愛らしい工作物。
団体のおばちゃん達を眺めながら佇むF君。

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どこかのスロップシンクを持って来たのか?

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銭湯壁画のようなモザイクタイルアート。

久しぶりに再会したF君と、K君や他の仲間も連れてきたという中華料理店で食べて今夜はF君宅にお世話になる。


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by aroundjapan | 2018-05-19 18:35 | 2017 バイク旅 | Comments(0)  

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