エンジニアブーツについて

さて、日本一周中の記事でも触れていたとおり、装備を刷新していく。
ジーンズに続いて、エンジニアブーツ。
まずエンジニアブーツとは何か。
ワークブーツの一種であるが、見た目は黒い長靴みたいなアレだ。

バイクに乗る際、私はエンジニアブーツの中でもつま先にスチールトゥ(要するに鉄板)が入っているものを履いている。
車重の大きなバイクの下敷きになった際も、この鉄板のおかげで何度もつま先が守られた。
かかとの部分も頑強に出来ているため、200kgそこそこのバイクが倒れて足の上に載っても、くるぶしより先にダメージはない。
筒部分にズボンの裾を入れる履き方をすると、ブレーキやギアに裾を引っ掛けて誤操作…なんてこともなくなる。


日本ではエンジニアブーツとして1万円以下~10万円超のものまで手に入る。
私は定価で5万円いかないぐらいの、レッドウイングというアメリカのメーカーの物を20歳の頃より愛用している。

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↑現状


つま先が相当痛んでいるのは、バイクごと転倒したときのもので、痛々しい。
中に鉄板が入っているので革にダメージが入ったのみだったが、あのときスニーカーを履いていたならつま先は破れていただろう。
考えるだけでも恐ろしい・・・。

購入してから10年近く経つし、サイズが小さくなったので買い換えたい。



レッドウイングに関しては九州一の品揃えという(本当か?)以前購入したのと同じ店に来た。
サイズが一つ上の、同じ型番の2268を取り寄せて貰った。
さっそく試着してみた感じ、以前の(10年前販売されていたものと比較して)筒部分の革が薄くなっていると感じた。

店員の、髭を蓄えた自称詳しいおじさんにそう告げると、彼は「何も変わってませんよ。アメリカのものづくりは売れても売れなくても何一つ変えないからね」とわかったようなことを言う。
以前も、2268とは多少形が違うがエンジニアの格好をした型について彼に尋ねたら、茶芯を知らないのかと言うように、バカにした感じで話をされた。
もちろん茶芯ぐらいわかるが、実用性を重視しているので実際の使い心地の差異や諸元について訊いたつもりで、その時はそれ以上聞かないことにした。

そのとき、たぶん本能的におじさんは(私の知りたいことを)何も知らないと感じたので訊くのをやめたのだと思う。
色の変化とかそう言うのは、私の目的とは違うのではっきり言ってどうでも良い。
店員として、客のニーズを把握できていないのは致命的では。

とりあえず家に帰って再考することにした。
ミンクオイルを塗ってお手入れ。
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↑缶のデザインは違うが、純正品のミンクオイルを使っている。

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↑オイルは室温で固化しているので、指で溶かしながら塗りこんでいく。
染み込ませた後、仕上げに乾拭きして終了。
磨いた後が一枚目の画像。笑




しかし2268が当時から何一つ変わってないと言うのは本当だろうか。
どう考えても薄いのだが。
店員のおじさんこそ、何も知らないのに専門用語に頼りきって判った気になっている気がするぞ。
まぁおじさんの事はどうでも良いのだ。


購入するにしても2268しかあり得ないのだが、なんだか違和感が拭えない。
立派に私の形になったブーツに触れる。
いろんなところに旅したし、少なくとも人並み以上には皮膚に馴染んでいる筈だ。

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他に聞く人が居ないので、疑心暗鬼になりネットで調べて見たところ、どうやら先程の私の疑いは本当らしい。
タグに記載されている文字は、PT91→ASTM→ANSIと仕様は変更して行っているのだ。
このアルファベットは安全規格のことらしい。
つまり革が薄いと感じたのも、本当に変更されているからそう感じたと言うことだ。
これはいけない、現行モデルは今履いているASTMよりも確実に耐久性が劣るはずだ。

ファッションで履くのではないので、しっかり足を守って貰わねばならない。
安い買い物ではないし、(一時購入を検討したウエスコ・ボスよりはだいぶ安いけれど。ちなみにウエスコ日本本店はなぜか東大阪にあるそうだ)何より無駄な買い物になってはイヤなのでもう少し考えてみよう。


よく考えた挙句、中古市場で古い型の2268を探す事にした。

インターネットオークションが在宅で何十という候補の中から探り当てられるのでうってつけだ。
しかしPT91系統は、ファッションバイカー達に人気のようで市場価格は(私にとっては)無意味に高騰していた。
ASTMで検索してみると、数は少ないが程度の良い品物がいくつか出品されていた。
6インチも偶然見つかった。
送料込みで2万円からおつりが来るぐらい。
予算は定価で買うつもりでいたので、浮いたお金はバイクの車検とスクリーン新調に充てよう。

というわけで少しサイズの大きくなった2268をお迎えした。
PT91との相違点は革が厚い所と、よりゴム長靴っぽいところ。
W650に風防とエンジンガードを付けている私には、多少の野暮ったさはもってこいだ。

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これからもよろしく、2268!




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by aroundjapan | 2017-05-09 12:58 | | Comments(4)  

Commented by ふぁんすぃーかも at 2017-05-10 18:20 x
人によるよねー。ASTMみたいなダボ履きできるようなやつ好きな人もいるしね!

俺のティンバーなんて踵なくなっちまったよ この旅で。


レッドウィングのブーツにはピカードのオイル使ってるけどミンクオイルはあまり使わない方がええっぽいね

Commented by aroundjapan at 2017-05-10 22:53
> ふぁんすぃーかもさん
ブログの世界におかえり( ◠‿◠ )

>ASTMみたいなダボ履き好きな人
まさに私ですが!!

ティンバーはソール交換出来ないの?

なんとピカードオイルは初耳。
そういえばミンクオイルは確かおじさん店員の仕込みだわ。←10年信じてた
Commented by 会長 at 2017-05-13 02:08 x
ブーツ、見つかってよかったですね!
こだわるとこはとことんこだわらないと
後できっと後悔しますしね。
僕もくたびれきってゾンビ化してる安物ブーツを新調したいなーと思いつつ、馴染んでるんでなかなか変えられないです。
鉄板入りはギアチェンジの時、足の甲に感覚が伝わってこなさそうで敬遠してたんですが、どんな感じでしょうか?

Commented by aroundjapan at 2017-05-13 20:16
> 会長さん
買い物をかなり熟考するタイプです!
レッドウイング、中古ならヤ◯オクでかなり安く出てるんでおすすめですよ。

私は逆にスニーカーとかだと、足指の骨にシフトが直に当たる感じが痛いです。
鉄板入り履き慣れると、守られてる安心感あって手放せなくなりますよ。笑

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