108日目 帯広へ
おはようございます。
今朝も北海道の空にソッポ向かれている。
山間部の道路には霧が満ちていた。
台風の爪痕で川は濁流となり、勢いを増していた。
曇った空の下で轟々と水が流れる音、そこに自動車が濡れた路面を走る音が間隔をあけて響く。
足寄町は水害に遭ったと聞いたがこの有様だ。
田んぼが泥水に呑み込まれていた。
道の駅足寄。
足寄は歌手の松山千春の出身地、以前にも来たが今回は目的がある。
ここでは彼のグッズを購入したり、歴代レコードジャケットの展示が楽しめる。
並べてみるとヘアスタイルの経緯とスキンヘッドの原因がわかるな。笑
何かもの言いたげな表情の特大パネル。
このフキみたいな巨大な葉っぱは何なのか謎が残る。
道の駅足寄へ来た目的はずばり松山千春グッズを買う!
…はずもなく、食べたいものがあった。
いももち!
「いももちください。」
「30分後にしか出来上がらないけど大丈夫ですk…「もちろん待ちますよ。」
私は待つのは嫌いだし行列は嫌いだ。
行列の出来る店はまず行かない。
待つぐらいなら違うものを食べる。
だがかつて食べた“いももち”が忘れられなかった。
4年ぶりにいももちを食べに北海道へ来たと言っても過言ではない。
餅にジャガイモが練りこんであるのか?
餅に比べてほんの少しの硬さを持つ外側に、香ばしい甘辛の醤油ダレがかかっている。
製造法など最早どうでも良かった。
口に入れた瞬間の至福。
4年ぶりの味に想像を膨らませながら待つと、30分なんてあっという間だった。
以前は販売されていなかった気がするチーズを入れたいももちがショーウインドの向こうにちょこんと座っている。
気になったのでダメ元で販売員の女性に伺うと、2個セットなので普通のとチーズを一個ずつでセットに出来ますとの事だった。
何ということだ、願う事は口にしてみるものだな。
半分はそのままいただき、残りの半分は持参した食パンに挟んで食べた。
爆発的に美味かった。
世界はなぜこんなに美味しいものを、私の知る限り北海道内数箇所の道の駅にだけ隠しているのか疑問に思うほどだ。
北海道に来て食べたかったものを、本当に来て食べることが出来るという幸せ。
さて、帯広市が無料で運営しているライダーハウス大正カニの家に昨日入っていたD君と再会した。
Tさんも居た。
T“さん”と言うのはニックネームで私たち仲間の中でも若い方だが、聞き上手でとても22歳には見えない冒険家男子だ。
この施設はシャワーのみ設置されているが、連日の雨で洗濯物を乾かせていなかったので雨の中帯広を走り回りコインランドリーへ。
この町は交差点名称が南4西16という風に札幌同様碁盤目に区切ってあるため、初めて来た人には訳がわからない。
近くの知り合いの家に滞在しているYちゃんと合流し、4人で帯広名物豚丼を食べに行った。
南の農道を走ると一面の霧だ。
Tさんは今日の昼、同じ店で同じメニューを食べているのに連れてきてしまった。
私が同じ立場なら絶対に行かないと思うが、先導してくれてありがたかった。
走った距離
道の駅あいおい→道の駅あしょろ→大正カニの家→コインランドリー→かしわ→大正カニの家
198km
使ったお金
いももち¥250
コインランドリー¥200
セイコマ カップ麺¥274
給油¥660
豚丼¥780
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今朝も北海道の空にソッポ向かれている。
山間部の道路には霧が満ちていた。
台風の爪痕で川は濁流となり、勢いを増していた。
曇った空の下で轟々と水が流れる音、そこに自動車が濡れた路面を走る音が間隔をあけて響く。
足寄町は水害に遭ったと聞いたがこの有様だ。
田んぼが泥水に呑み込まれていた。
道の駅足寄。
足寄は歌手の松山千春の出身地、以前にも来たが今回は目的がある。
ここでは彼のグッズを購入したり、歴代レコードジャケットの展示が楽しめる。
並べてみるとヘアスタイルの経緯とスキンヘッドの原因がわかるな。笑
何かもの言いたげな表情の特大パネル。
このフキみたいな巨大な葉っぱは何なのか謎が残る。
道の駅足寄へ来た目的はずばり松山千春グッズを買う!
…はずもなく、食べたいものがあった。
いももち!
「いももちください。」
「30分後にしか出来上がらないけど大丈夫ですk…「もちろん待ちますよ。」
私は待つのは嫌いだし行列は嫌いだ。
行列の出来る店はまず行かない。
待つぐらいなら違うものを食べる。
だがかつて食べた“いももち”が忘れられなかった。
4年ぶりにいももちを食べに北海道へ来たと言っても過言ではない。
餅にジャガイモが練りこんであるのか?
餅に比べてほんの少しの硬さを持つ外側に、香ばしい甘辛の醤油ダレがかかっている。
製造法など最早どうでも良かった。
口に入れた瞬間の至福。
4年ぶりの味に想像を膨らませながら待つと、30分なんてあっという間だった。
以前は販売されていなかった気がするチーズを入れたいももちがショーウインドの向こうにちょこんと座っている。
気になったのでダメ元で販売員の女性に伺うと、2個セットなので普通のとチーズを一個ずつでセットに出来ますとの事だった。
何ということだ、願う事は口にしてみるものだな。
半分はそのままいただき、残りの半分は持参した食パンに挟んで食べた。
爆発的に美味かった。
世界はなぜこんなに美味しいものを、私の知る限り北海道内数箇所の道の駅にだけ隠しているのか疑問に思うほどだ。
北海道に来て食べたかったものを、本当に来て食べることが出来るという幸せ。
さて、帯広市が無料で運営しているライダーハウス大正カニの家に昨日入っていたD君と再会した。
Tさんも居た。
T“さん”と言うのはニックネームで私たち仲間の中でも若い方だが、聞き上手でとても22歳には見えない冒険家男子だ。
この施設はシャワーのみ設置されているが、連日の雨で洗濯物を乾かせていなかったので雨の中帯広を走り回りコインランドリーへ。
この町は交差点名称が南4西16という風に札幌同様碁盤目に区切ってあるため、初めて来た人には訳がわからない。
近くの知り合いの家に滞在しているYちゃんと合流し、4人で帯広名物豚丼を食べに行った。
南の農道を走ると一面の霧だ。
Tさんは今日の昼、同じ店で同じメニューを食べているのに連れてきてしまった。
私が同じ立場なら絶対に行かないと思うが、先導してくれてありがたかった。
走った距離
道の駅あいおい→道の駅あしょろ→大正カニの家→コインランドリー→かしわ→大正カニの家
198km
使ったお金
いももち¥250
コインランドリー¥200
セイコマ カップ麺¥274
給油¥660
豚丼¥780
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by aroundjapan | 2016-09-06 08:26 | 日本一周 | Comments(0)